映画『グレイテスト・ショーマン』や『X‐MEN』シリーズのヒュー・ジャックマンが、フェラーリの創業者エンツォ・フェラーリを描く、映画『Ferrari(原題)』に出演交渉中であることが明らかになった。DeadlineやVarietyなど海外メディアが伝えている。

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 Deadlineによると、本作は映画『ヒート』や『パブリック・エネミーズ』の監督で、第92回アカデミー賞で4部門にノミネートされた『フォードvsフェラーリ』では製作総指揮を務めたマイケル・マンが手掛ける作品。彼が20年来情熱を注いできたプロジェクトだという。

 ブロック・イエーツの著作「Enzo Ferrari – The Man and the Machine(原題)」をもとに、『ミニミニ大作戦』のトロイ・ケネディ・マーティンがオリジナルの脚本を手掛け、マイケル・マンが手を加えたとVarietyが報じている。

 作品は、フェラーリの人生が公私ともに崩れ落ちた1957年が舞台。当時、妻のラウラと共に起こした会社は困難に直面し、また息子ディーノの死と、息子ピエロを出産したリナ・ラルディとの不倫関係によって、結婚生活も危機に陥っていた。その一方で、フェラーリは、過酷で危険なレース、ミッレミリア に向け準備を進めていた。

 マンは、彼の映画制作会社Forward Passを通してプロデュース。『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』のジョン・レッシャーや、ラース・シルヴェスト、トルステン・シューマッハーらもプロデューサーとして名を連ねる。STXがイギリスとアイルランドでの配給を手掛け、Amazonが世界での配給権獲得を目しているそうだ。

 STXが発表した声明によると、「『Ferrari』では、1957年のひと夏の物語が描かれる。エンツォ・フェラーリの人生が、彼が作り上げたレーシングカーのごとく、一触即発の様相を呈し、ダイナミックに衝突する」。また「マイケル・マンは、すばらしく鮮やかなキャラクターと1950年代のモーターレースの危険な世界に情熱を注ぎ、叙事詩的な映画体験を作り上げることでしょう」と意気込みを明らかにしている。

 撮影は2021年春にスタート予定。