お笑い芸人のコウメ太夫が、深田恭子主演ドラマ『ルパンの娘』(フジテレビ系/毎週木曜22時)の第3話に出演することが発表された。これまで映画や舞台には出演経験があるが、ドラマ出演は今回が初めて。

白塗りメイク&着物姿で「チックショー!」というギャグでおなじみのコウメ太夫だが、ドラマでは“ノーメイク”姿で、無職の寸借詐欺師役で登場する。

【写真】コウメ太夫が“ノーメイク”姿で登場する『ルパンの娘』第3話

 本作は、2019年7月期に放送された同名ドラマの続編。前作は、代々「泥棒一家」“Lの一族”(Lは大泥棒ルパンの頭文字)の娘・三雲華(深田)と、代々「警察一家」の息子・桜庭和馬(瀬戸康史)の許されない恋愛を描いたが、本作ではさまざまな障害を乗り越えた2人の新婚生活が描かれる。

 コウメ太夫が演じるのは、刑事の桜庭和馬(瀬戸)にマークされる、無職の寸借詐欺師・御子柴保役。初めてのドラマ出演のオファーに「最初はドッキリだと思いました(笑)」と語ったコウメ太夫。「コウメ太夫は15年以上やってますから、すでに作り上げていますので、キャラクターがもう体に染みついています。
今回は別のキャラクターとして芝居を演じるんですから」とバラエティー番組との違いを挙げ、「もう“チックショー!”は封印ですよ」と語った。

 役どころについては「強い者には弱い。弱い者には平気なようですが、どこかビビリな感じの男ですね。ただ、一人になるとだましたお金で優雅な生活をしているんですよ。マンションの上層階に住んで、酒を飲みながら街を見下ろして“オレはやったぜ”みたいな性格もある男です」と説明。

 深田演じる華とのアクションシーンもあるといい、「僕が演じる御子柴がゴルフクラブで華をぶん殴るんですけど、深田さんに当てちゃったらシャレにならない!と。
恐ろしいシーンでした。格闘シーンには僕のちょっとしたダンスも入れてほしいと言うオファーでしたので、ほんの少しですけど軽くマイケル・ジャクソン風のステップもやりました」と撮影を振り返った。

 木曜劇場『ルパンの娘』は、フジテレビ系にて毎週木曜22時放送。コウメ太夫が出演する第3話は10月29日放送。