映画『透明人間』『アス』『ゲット・アウト』などを手掛けたブラムハウス・プロダクションズが贈る“入れ替わり”ホラー映画『Freaky(原題)』が、邦題を『ザ・スイッチ』として2021年1月15日より公開されることが決定。ホラー映画と縁のある「13日の金曜日」となる本日、特報映像とポスターが解禁された。



【動画】ホラー版『君の名は。』!? 入れ替わりホラー『ザ・スイッチ』特報30秒

 本作は、低予算ながら新感覚のヒット作品を次々と生み出している製作会社ブラムハウス・プロダクションを率いるジェイソン・ブラムと、無名のキャスト&監督にもかかわらず、大作『ブレードランナー2049』を押さえ全米初登場No.1を獲得した『ハッピー・デス・デイ』のクリストファー・ランドン監督の強力タッグによる、女子高生と連続殺人鬼の“入れ替わり”を題材にしたホラー作品。“ホラーの帝王”スティーヴン・キングが自身のツイッターで「クソ素晴らしい!」と絶賛したほか、シッチェス・カタロニア国際映画祭など海外でも「ホラーとユーモアが絶妙なバランスで地獄のように楽しい時間」と話題に。日本では海外版予告の公開時、男女の身体が入れ替わるという設定から、一部で“ホラー版『君の名は。』”との声も挙がった。

 キャストは、気弱で冴えない女子高生ミリーに映画『名探偵ピカチュウ』『スリー・ビルボード』の女優キャスリン・ニュートン。
身体が入れ替わり、手当たり次第に殺りくを企てる連続殺人鬼を、キャスリンがパワフルかつ妖艶に演じる。一方、指名手配されている連続殺人犯ブッチャーには『ドッジボール』や『サイコ』などで知られる演技派俳優ヴィンス・ヴォーン。自らの身体を取り戻すために奮闘する女子高生を、ヴィンスが愛すべきキャラクターとしてポップに演じている。

 そのほか、ミリーの親友でしっかり者のナイラを『ゴーストバスターズ/アフターライフ』のセレステ・オコナー、同じく親友のジョシュを『ザ・ゴールドフィンチ』のミーシャ・オシェロヴィッチが演じる。

 特報は、地味で退屈な高校生活を過ごしていた女子高生のミリーが、ある日の夜、連続殺人鬼ブッチャーに襲われ殺されてしまう場面からスタート。続いて、2人の身体が入れ替わり、自身のルックスに驚がくするミリーや、凄みのある表情を見せる女子高生姿のブッチャーが映し出される。
最後は「私の体を返して」と訴えるミリーと、「やってみな」と血まみれの体でチェーンソーを操るブッチャーの対決で終了。2人の壮絶な戦いを予感させる特報映像となっている。

 ポスタービジュアルは、勇ましい表情でチェーンソーを構えるミリーと、ピンク色のカバーのついたスマホを胸にあて不安そうな表情を浮かべる連続殺人鬼ブッチャー、という体が入れ替わった状態の2人の姿を捉えたもの。「史上最悪の入れ替わり」というコピーが添えられ、不穏さとユーモアが漂うデザインとなっている。

 また本日「13日の金曜日」に、ユニバーサル・ピクチャーズのホラー総合アカウント「ユニバーサル・ホラー公式(ツィッター/YouTubeチャンネル)」が開設。今後は同アカウントで、本作を含むユニバーサル・ホラー作品の最新情報を発信していく。


 映画『ザ・スイッチ』は2021年1月15日より全国公開。