現在公開中の映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の累計興行収入が74億円、観客動員が484万人を突破。11日に開催された舞台あいさつで総監督の庵野秀明が発言した「ニッチな(分野の)ロボットアニメで100億円」まで、残り25億円強となった。



【写真】『シン・エヴァンゲリオン劇場版』舞台あいさつに登場した庵野秀明総監督&緒方恵美

 東映より発表された4月10日、11日の興行収入は2億6520万3150円、観客動員は16万807人。初日から35日間の累計では興行収入74億2624万3700円、観客動員484万8041人を記録し、『エヴァンゲリオン』シリーズ興行収入・観客動員の最高記録を更新中だ。また、庵野作品として最高興収を記録した『シン・ゴジラ』も射程圏内に捉えている。

 11日に開催された本作の大ヒット御礼舞台あいさつでは、庵野総監督が「こういったニッチな(分野の)ロボットアニメで100億を目指せるというのはありがたいこと」と感謝を述べた。なお、庵野総監督が登壇した新宿バルト9のシアター9は約3分でチケットが完売、全国328の映画館で同時生中継された。これを受け、SNSでは「庵野秀明を100億の男へ」「碇シンジを100億の男へ」と大きな反響を呼んでいる。


 また、宇多田ヒカルのテーマソング「One Last Kiss」をはじめ、これまで宇多田が『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズへ提供してきたテーマソングのすべてが収録されたExtended Playが、発売から1ヶ月経った4月10日付のオリコンデイリーアルバムランキングで1位に再浮上。

 10日夜には、TikTokで『シン・エヴァンゲリオン劇場版』公開記念スペシャルLIVEも開催された。高橋洋子、緒方恵美、TikTokクリエイターのしんのすけ氏が出演し、『エヴァンゲリオン』公式アンバサダーをつとめる高橋洋子が代表曲『魂のルフラン』『残酷な天使のテーゼ』などを歌い上げたのち、主人公・碇シンジ役、緒方恵美とのトークを展開。総視聴数は13万人を超えた。

 『シン・エヴァンゲリオン劇場版』は現在公開中。IMAX、MX4D、4DXも同時公開。