現在公開中の『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』でサプライズ復帰を果たしたハン役のサン・カンと、6作目『ワイルド・スピード EURO MISSION』(2013)以来のシリーズ復帰となったジャスティン・リン監督。共に作品の人気をけん引した2人の復帰にファンも大喜びだが、改めて『ワイルド・スピード』の舞台に戻ってきた感想と、シリーズ3作目『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』(2006)で東京ロケを経験した2人に、当時の思い出話を聞いた。
【写真】ファミリーと再会を果たしたハン
シリーズ9作目となる本作は、世界を牛耳ることも滅ぼすこともできるあるデジタル装置をめぐって、ドミニク(ヴィン・ディーゼル)を中心としたおなじみのファミリーと、彼の実弟ジェイコブ率いる謎の武装集団が激しい争い繰り広げる。
シリーズ3作目『TOKYO DRIFT』で命を落としたはずのハン(サン)の復帰は、世界中を驚かせた。その背景には、「ハンに正義を(#Justice For Han)」というネット上でのファンによる熱烈なハッシュタグ活動が展開されたことがある。ハンを演じるサンは「こんなにキャラクターを愛してもらえるなんて」と感激の様子で「謙虚にありがとうございますと受け止めたいです」と述べた。
久しぶりにスクリーンに姿を現したハンは、かつてのロン毛から短髪に変化し、佇まいもすっかり成熟した大人の雰囲気に。サンは、ハンというキャラクターとの出会いを「ラッキー」と表現。
一方、ジャスティン監督もハンの復帰は「100%ファンのおかげ」と感謝しきり。
東京を舞台にした『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』は、サンにとって初のシリーズ出演作で、ジャスティン監督にとってもシリーズ初監督作だった。最新作『ジェットブレイク』には、『TOKYO DRIFT』の主人公ショーンと、その仲間であるトゥインキーとアールが15年ぶりに再登場している。
ジャスティン監督は「東京にはいい思い出がたくさんあります。スタッフがとてもすばらしく、なんとかストーリーを実現させようと努力してくれる。彼らはシリーズのファミリーだと思っています」とコメント。
サンにも東京の思い出を聞いてみると、前のめりになりながら「例えば東京でレストランに行って2人しか店員がいない。ひとりが調理してもうひとりが接客する、そんなレストランでも常に食事が最高なんだ!」と熱弁。
映画『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』は公開中。
★インタビューの完全版は、以下のリンクより。