俳優ヒュー・ジャックマンが主演する映画『レミニセンス』より、主人公が記憶に隠されたトリックに挑む姿を描く壮大なスケールの日本版本予告が解禁された。

【動画】『レミニセンス』日本版予告

 本作は、人の記憶に潜入(レミニセンス)し、記憶を360度の空間で再現、<膨大な記憶>×<再現される空間>によるトリックを描く、SFサスペンス作品。



 ヒュー・ジャックマンが演じるのは、記憶潜入(レミニセンス)エージェント。人の記憶にレミニセンスし、その記憶を360度の空間映像に再現して事件を解決する。共演は、『グレイテスト・ショーマン』でヒューと共演したレベッカ・ファーガソン、『ウエストワールド』のタンディ・ニュートンら。
 
 製作を務めるのは、クリストファー・ノーラン監督の弟で、『メメント』の原案でアカデミー賞脚本賞にノミネートされ、『ダークナイト』『ダークナイト ライジング』『インターステラー』の脚本も手がけたジョナサン・ノーラン。監督は『ウエストワールド』のリサ・ジョイ。

 日本版本予告は、地球温暖化により海面が上昇、都市が海に沈み水に支配された世界が圧倒的なスケールと映像美で描き出される場面からスタート。続いて、「時間は一方通行ではない。記憶は時間を遡(さかのぼ)り、俺は時間を超越する」と語る記憶潜入エージェントのニック(ヒュー)が、崩壊の危機が迫る世界で、失踪したある事件の鍵を握る女性メイ(レベッカ)を探すことを検察から依頼され、多くの人々の記憶に<レミニセンス>していく姿が映し出されていく。

 「策略、陰謀、殺人…この世界は何でもアリだ」。ニックは膨大な記憶に挑むが、記憶には罠があり、記憶に吞み込まれるとそのループから抜け出せなくなる。グレーのスーツに帽子という全く同じ服装をした人々、「何かがおかしい」と訴えかけるワッツ(タンディ)、そして360度映し出される映像の中に佇むニック。果たして彼は記憶のトリックを見破り、真実にたどり着くことはできるのか。
『TENET テネット』『インセプション』の世界観を想起させる、壮大なスケールの予告に仕上がっている。

 映画『レミニセンス』は9月17日より全国公開。

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