『アダムス・ファミリー』の劇場版アニメ第2弾『アダムス・ファミリー2 アメリカ横断旅行!』より、前作で吹き替えキャストを務めた杏、生瀬勝久、二階堂ふみ、秋山竜次(ロバート)らの続投が発表され、キャストからのコメントが到着。併せてキャラクターをイメージした撮り下ろし写真も公開された。
【写真】『アダムス・ファミリー2 アメリカ横断旅行!』キモカワ家族の集合写真
漫画家のチャールズ・アダムスが1930年代に雑誌に描いた1コマ漫画としてスタートした『アダムス・ファミリー』。劇場版アニメ第2弾となる本作では、思春期を迎え、家族の食卓に顔を見せない長女ウェンズデーを心配したゴメズが、妻のモーティシア、ウェンズデー、パグズリー、フェスターおじさん、執事のラーチ、ハンドとペットのキティを連れて、家族の絆を深めるドライブ旅行へ。そこで、愉快な騒動を巻き起こすアダムス家の面々に事件が待ち受ける。
発表された吹き替えキャストは、ファミリーを演じる7人。前作に続き、アダムス家のママ・モーティシア役を女優の杏、パパ・ゴメズ役を俳優の生瀬勝久、姉・ウェンズデー役を女優の二階堂ふみ、弟・パグズリー役を声優の堀江瞬、フェスターおじさん役をお笑い芸人の秋山竜次、バァバ役を声優の京田尚子、執事のラーチ役を声優の大塚明夫が務める。
今回の続投について杏は、「モーティシアは、子供たちに何かしてあげたい父親のゴメズに対して、何もせず優しく見守ることができる女性ですので、ディレクションをしながら一つ一つの言葉を丁寧に演じました」とコメント。生瀬は「どんな作品でも続編をやりたいとは思っていても実現ができる機会は少ないので、今回、続編を聞いたときは驚きました」と喜びを語る。
また二階堂は、「前作では知り得なかった、ウェンズデーの好奇心旺盛なところや、悩みだったり、思春期特有の心の変化や戸惑う表情が垣間見れて、新たな一面をたくさん知ることができました」と報告。秋山は「今回フェスターおじさんが出るシーンがとても多いんです。アフレコめちゃめちゃ頑張りました」としつつ、「でも僕が演じてるってお客さんは気付きますかね? フェスターおじさんにとあることが起きて、途中から言葉じゃなくて息遣いとかの擬音ばかりだったんですよ。フェスターファンの人はもちろん、みなさん劇場で確かめてください」と呼びかけた。
併せて、杏、生瀬、二階堂、秋山らキャストがキャラクターをイメージした撮り下ろし写真も公開。
二階堂がウェンズデーをイメージしたドレッドヘアーを披露しているほか、それぞれアダムス家のキャラクターのように黒を基調とした衣装に身を包み、役になりきる姿が収められている。
劇場版アニメ『アダムス・ファミリー2 アメリカ横断旅行!』は、2022年1月より全国公開。<『アダムス・ファミリー2 アメリカ横断旅行!』キャストコメント全文>
■モーティシア/杏
前作から丸一年経ち、また同じキャストで一緒に作れるのはすごく嬉しかったです。モーティシアは、子供たちに何かしてあげたい父親のゴメズに対して、何もせず優しく見守ることができる女性ですので、ディレクションをしながら一つ一つの言葉を丁寧に演じました。一見すると、はちゃめちゃで子供向け作品に思えますが、往年のポップミュージックだったり名作映画の小ネタが満載ですので、大人の方も楽しめます。ぜひ劇場でご覧ください。
■ゴメズ/生瀬勝久
どんな作品でも続編をやりたいとは思っていても実現ができる機会は少ないので、今回、続編を聞いたときは驚きました。前作からそんなに日が経っていなかったので、スッと気持ちも入れることができ、ゴメズを演じられたと思います。今作では思春期の子供の悩みや、その子供との関係性に悩む親の立場など、どの家族でも一度は通る内容が前作よりも多く描かれていて、どの世代でも身近に感じられると思います。ぜひみなさん劇場でご覧ください。
■ウェンズデー/二階堂ふみ
素敵な家族がまたスクリーンに帰ってきました。今作は、前作では知り得なかった、ウェンズデーの好奇心旺盛なところや、悩みだったり、思春期特有の心の変化や戸惑う表情が垣間見れて、新たな一面をたくさん知ることができました。
アダムス家はもちろん、新たなキャラクター達の多様性も楽しんで頂けると思いますので、いろいろな世代の方に観ていただけたら嬉しいです。
■パグズリー/堀江瞬
パグズリー役で再び関わらせて頂けることになりました! さてさて今回はどんな感じか…と台本を開いた直後から「やっぱりアダムスファミリーだ!」と高速で頷いてしまうくらいの“帰ってきた”感、演者として、ただただそこに参加出来るのが至福の喜びであります。相も変わらずパグズリーは暴れ回っていますが、今回はちょっぴりロマンスなんかもあったり。息子を見守る気持ちで演じました(笑)。是非、宜しくお願いします。
■フェスターおじさん/秋山竜次
世界的に有名な家族「アダムス・ファミリー」にまたフェスターとして呼ばれて嬉しいです。しかも今回フェスターおじさんが出るシーンがとても多いんです。アフレコめちゃめちゃ頑張りました。でも僕が演じてるってお客さんは気付きますかね? フェスターおじさんにとあることが起きて、途中から言葉じゃなくて息遣いとかの擬音ばかりだったんですよ。フェスターファンの人はもちろん、みなさん劇場で確かめてください!
■バァバ/京田尚子
ファミリーに再び会えて、とても嬉しいです。忖度だの、空気を読めだのと、かしましい世の中で、傍若無人に振る舞うキャラクターたち。ここまでやるかーと、爽やかな感じにすらなります。
クルクル変わる表情、早いテンポ、激しい息遣い、ずるくて、可愛くて、アッケラカンとして、憎めないこの老婆…。もう102歳になるというバァバに追いつくのは大変でした。この作品が、ウジウジと暗い世相を吹き飛ばしてくれる事でしょう。
■ラーチ/大塚明夫
今回は全編に渡って、良いところでラーチが出てきて活躍するので、演じていて大変楽しかったです。ラーチは、ほとんどしゃべらなくて、多分、複雑なことを考えることはできないかもしれませんが、複雑な感情は持っていて、それを上手く表に発露しない分、もの悲しくて、人々をキュンとさせるキャラクターではないでしょうか。その辺りを、前作よりもさらに表現することができたと思います。ぜひ楽しみにしていてください。
編集部おすすめ