ディズニー・アニメーション・スタジオのアニメ映画最新作『ミラベルと魔法だらけの家』で主人公ミラベルの家族を演じる日本版声優キャストとして、中尾ミエ、中井和哉らの出演が発表された。

【動画】映画『ミラベルと魔法だらけの家』吹替クリップ「ふしぎなマドリガル家」

 ディズニー長編アニメーション60作目となる本作は、魔法にあふれる世界に住む新ヒロイン・ミラベルの活躍を描くミュージカル・ファンタジー。

魔法にあふれるマドリガル家に生まれながら魔法が使えない主人公ミラベル役で斎藤瑠希、ミラベルの2人の姉イサベラとルイーサ役で平野綾、3時のヒロイン、ゆめっちが出演する。

 中尾が演じるのは、フリエッタ、ぺパ、ブルーノという三つ子を育て、家族の伝統を引き継いできたマドリガル家の女家長でミラベルの祖母アルマおばあちゃん。ミラベルとは仲が良かったものの、彼女が5歳になり魔法のギフトが与えられなかったことから、2人の間には少し距離が空いてしまう。

 中井が演じるのは、アルマおばあちゃんが生んだ三つ子の1人ブルーノ。未来を見ることのできる能力で頻繁に災厄を予言するため問題児となってしまい、家族の前から姿を消している。

 勝矢が演じるのは、マドリガル家に生まれたぺパの夫フェリックス。
ドロレス、カミロ、アントニオの3人の子供の父親だが、マドリガル家の子供ではないため魔法のギフトは持たない。藤田朋子が演じるのは、フェリックスの妻でドロレス、カミロ、アントニオの3人の子供の母親ぺパ、ミラベルのおばにあたり、感情で“天気をコントロールするギフト”を持つ。

 ぺパとフェリックスを両親に持つミラベルのいとことして、畠中祐が“変身のギフト”を与えられたカミロ、木村新汰が“動物とコミュニケーションが取れるギフト”を持つアントニオ、大平あひるが“聴力のギフト”を持つドロレスを演じる。

 冬馬由美が演じるのは、ミラベル、イサベラ、ルイーサ3姉妹の母親フリエッタ。愛情を持って作った食事によって人々を癒す“癒しのギフト”を持つ。関智一が演じるのは、癒しのギフトを持つフリエッタの夫でミラベルの父親アグスティン。
フェリックスと同じく魔法のギフトは持たない。武内駿輔が演じるのはイサベラの婚約者マリアーノで、“花のギフト”を持つ。

 アルマおばあちゃんを演じる中尾ミエは「久しぶりの吹き替えのお仕事で、初めてアニメーションの吹き替えです。やっぱりおばあちゃん役かと思いました(笑)」と明かした上、「本作は是非、大人の方々にも観て頂きたいです。ファンタジーな世界観を味わえるのはもちろん、十分楽しんでいただけるような内容になっているかと思います。アルマおばあちゃんの家族を守る責任感と、その根底にある愛情深さを皆様に感じて頂きたいです」と、マドリガル家の代表として作品を力強くアピールした。


 アニメ映画『ミラベルと魔法だらけの家』は、11月26日より公開。