作家・僧侶の瀬戸内寂聴さんが9日に亡くなっていたことが分かった。99歳だった。

女優の大竹しのぶが11日、インスタグラムを更新し、寂聴さんを追悼した。

【写真】大竹しのぶ、笑顔の瀬戸内寂聴さんと2ショット

 寂聴さんの寺院「曼陀羅山 寂庵」の公式サイトが11日、「作家・僧侶の瀬戸内寂聴は、2021年11月9日、永眠いたしました。享年99。 先月より体調不良のため、入院、加療しておりました」と報告した。

 大竹はこの日、インスタグラム上で寂聴さんの訃報に触れ、「2016年のピアフを観に来てくださり、美しい大きな薔薇の花束とお褒めの言葉を頂いた」と、親密そうに寂聴さんと寄り添う2ショットを公開。「母と同じ1922年生まれ。
ドキュメンタリーで、ストレッチをしている姿を母に観せ、偉いねえ、お母さんも頑張って!と言っていたことがつい昨日のことのようなのに」と思い起こし、「寂しいなあ。もう一度お話ししてみたかったです。ご冥福をお祈りします」と追悼している。

 そのほか、寂聴さんのものまねで知られるタレントの清水ミチコは、ラジオ番組『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』(ニッポン放送/月曜から金曜11時30分)のエンディングで、共にパーソナリティーを務めるお笑いコンビナイツと寂聴さんの訃報を伝え、「瀬戸内寂聴さん亡くなられて、ショック。私がちゃんと…イズムは継承していきたいと思います」と思いを伝えた。