『真夜中乙女戦争』世界的スタイリストが手掛けた個性あふれるファッション

『真夜中乙女戦争』世界的スタイリストが手掛けた個性あふれるファッション
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 King & Princeの永瀬廉が主演する映画『真夜中乙女戦争』より、世界的に活躍するスタイリスト・Renjiが手掛けた、各キャストの衣装にまつわる制作秘話が明かされた。

【写真】洗練された“全身黒” 『真夜中乙女戦争』個性的なファッションに注目

 作家Fの同名小説が原作の本作は、平凡で退屈な日々を送る主人公の青年が、自分自身と東京を破壊するまでの夜と恋と戦争を描いた物語。りりしく聡明な“先輩”に惹(ひ)かれつつも、人の心を一瞬で掌握してしまう危険なカリスマ“黒服”と出会ったことで、青年=“私”の退屈だった日常が一変。【真夜中乙女戦争】という名の“東京破壊計画”へと巻き込まれていく。

 主人公の大学生“私”を演じる永瀬のほか、主人公が恋心を抱く大学の「かくれんぼ同好会」で会った聡明な“先輩”を池田エライザ、一連の騒動を首謀する謎の男“黒服”で柄本佑が出演する。脚本・監督は、『チワワちゃん』(2019)、『とんかつDJアゲ太郎』(2020)などの二宮健。

 美術・音楽・衣装など細部の隅々までこだわり抜かれた本作だが、その衣装を担当しているのはスタイリスト・Renji。オーストラリアで長く活動し、オスカー俳優のラッセル・クロウやモデルの冨永愛など、名だたるセレブたちのスタイリングを手がけてきたRenjiは、「Fashion Director」として本作で初めて映画作品に参加。キャラクターの個性や心情を、衣装を通してスクリーンへと映し出している。

 Renjiと二宮監督でワンシーンごとに練られた“私”の衣装は、 “私”演じる永瀬本人とも意見交換をしながら選定。物語の序盤、“私”が上京したての頃は古着を中心としたチョイスの少々やぼったい服を着ているが、“黒服”や“先輩”との出会いを通して、徐々に洗練されたものへと変化。永瀬は「服装と連動するように“私”の心境の変化がある」と語る。

 「僕は普段からスタイリストだけでなくディレクションの仕事も行っているのですが、ディレクションは“道筋”なんです。本作では、衣装のストーリーをうまく構築できた」と手応えを口にするRenji。池田演じる“先輩”の衣装では、大学生らしさを大事にしながらも“芯の強い女性”というイメージを池田本人との対話の中で見出し、それらを軸としてスタイルを構築していったという。

 そして、変化していく“私”の対極になる絶対不変の存在“黒服”は、物語を通してワンポーズで貫かれた黒い衣装に。 “最高の黒”として全身を「ヨウジヤマモト」でそろえたRenjiは、「映像とバチッとハマってよかったです」とコメント。“黒服”演じる柄本は「“黒服”は黒い服を着ているけど、単に黒い服が好きな人というわけではない。着ているものにも彼の哲学が通底していた方がいいんだろうなと思い、監督やスタイリストさんと話し合わせていただきました」と役作りを明かしている。

 劇中では“黒服”に魅入られた孤独な同志たち“TEAM常連”も次第に黒を身にまとうようになっていき、不穏な空気が漂い始めていく。それぞれのキャラクターを繊細に表現した衣装がどのように本作の世界観へ溶け込んでいるのか、スクリーンに注目だ。

 映画『真夜中乙女戦争』は公開中。

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