東日本大震災を感動コンテンツとして消費しないために

東日本大震災を感動コンテンツとして消費しないために

東日本大震災から4年。

震災があった直後は非常事態の最中に娯楽に興ずるべきではないという世間の空気に圧され、エンターテインメント作品を発表・享受しにくい状況がありました。しかし、現在ではNHKの朝ドラ『あまちゃん』を始め作中に東日本大震災を思わせる設定が登場する作品が数多く作られています。

震災の直後には対面した出来事があまりにも大きすぎるゆえに、多くの人がこの大災害に対してどのように感情を吐露すればよいのか戸惑ったのではないでしょうか。こうした戸惑いの中で世間と距離をとりながら自分の思いを表現するのは作家にしか出来ない行為です。

この記事では、震災の後にどのような表現行為が行われたかを再考し、作家たちがときに「不謹慎」「非道徳的」と見られかねないやり方であっても世間の批判を恐れずに震災に向き合い、自分が正しいと考える震災の受け止め方を提示してきたことを明らかにしたいと思います。

 震災への「応答責任」とは

震災の後、この未曾有の大災害に対し文学に何が出来るのかという問いが直ちに文学に関わる人々の間で提起されました。この問いにいち早く応答したのが作家で明治学院大学教授の高橋源一郎氏です。

高橋氏は震災の直後に自身のTwitterにて不定期で更新していた『午前0時の小説ラジオ』で震災に際して感じたことを綴っています。彼は教え子に向けた「祝辞」を通してこの震災に対しどのような応答を果たすべきかという問いに端的に答えています。


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