いやぁ暑い。
もう温かいものなんて全然食べたくないですね。
ただ、こんだけ暑くてもガンガン食べられるもの、いやむしろ食べたくなるものありますよね。それは・・・
そう、かき氷です。これだけ食べてればお腹はぶっ壊れるものの暑さにやられることはない。
食べ物全部かき氷にしてしまえばいい。一見バカみたいな理論であり、実は名案のようでやっぱりバカ、みたいな理論です。というわけで、今回は夏バテで冷たいものしか食べたくない方にお送りする企画でございます。題して!
果たしていろんな食べ物をかき氷にして食べられるのか?そしておいしいのかを検証していきたいと思います!かき氷にする食材はこれ!
それでは、今回かき氷にする食材を紹介したいと思います。
今回、かき氷にするのは、カレー、納豆、キムチ、ケーキ、寿司、唐揚げ、塩ラーメンです。
カレーやラーメンなど、夏に食いたくないものから、寿司、ケーキなど関係ないものまで取り揃えてみました。「経営方針がブレブレな飲食店」みたいなラインナップになりましたが、僕はブレずに全てかき氷にしていきたいと思います。
こちらがかき氷機に入るサイズに小分けにした食材です。これらを容器に詰めてる最中、様々なにおいをオフィスに撒き散らし、周りの人に少し嫌な顔をされたのはいい夏の思い出です。はい。
いざかき氷に!色んな食べ物を削ってみた1. カレーそれでは早速、かき氷にしていきたいと思います!まず最初はカレー。
小分けにしたカレーを取り出そうとしたのですが、カッチカチに固まっていて一切出て来ず。最終的に手のひらで包み込むように温め溶かすという「ハーゲンダッツの美味しい食べ方」みたいな取り出し方になりました。
取り出したカレーの塊をセット。
そして削り、器に盛りつけて完成!
ふわふわタイプのかき氷器だったので、見た目は・・・まぁ・・・はい。な感じになりました。それでは早速試食していきます。
クッソまずい。
においと味はちゃんとカレーで、食感はちゃんとかき氷なんですが、冷たくてサクサクしてるのにカレー味が襲いかかるので脳がバグります。ゆえにもう意味わかんないくらいまずい。
ただ僕の舌が終わっている可能性も捨てきれないので、カメラを担当してたクレイジー編集部のぴんくにも食べてもらいました。
やっぱまずかったです。
この時点で企画自体やめたくなりましたが、張り切って2品目に参りたいと思います。
続いては納豆のかき氷です。カレーでの大失敗で不安になりながらも完成。
シロップ代りに納豆のタレとからしをかけてみました。あと意図せずですが、ひきわり納豆になりました。いざ実食!
普通にうまい。
凍らせたことによってベタベタ感がなくなり、するすると食べれちゃう。
ぴんくにも食べてもらったところ、「あ、いける。私納豆嫌いなんですけどこれ食べれる。」とまさかの納豆嫌いにおすすめの食べ方になるレベル。
なんとかこの企画が持ちこたえたところで次へ。
3. キムチ続いてはキムチでございます。
カレー、納豆と茶色続きだった分非常に彩りがキレイに見えますね。今までで一番かき氷っぽい気がします。早速実食!
うまいけど辛い。
シャリシャリ感は今まで一番あって、まさにキムチのかき氷って感じだったのですがめちゃくちゃ辛い...。ただ夏バテにはめちゃくちゃおすすめです。こちらもぴんくに試食してもらったところ・・・
とのことでした。
4. 塩ラーメン4つ目は塩ラーメンのかき氷でございます。
見た目はレモンシャーベットのようで、清涼感あふれて非常においしそう。果たして味は・・・
うまい!!!
食べる前は不安でいっぱいでしたが、意外にもおいしい!ちょうどいい塩気で、新感覚のかき氷。個人的には夏に流行ってもいいレベルでしたが・・・
と、正反対の反応。これは譲れなかったので、近くにいた新入社員のウーロンに無理矢理食わせて感想を求めたところ・・・
うん・・・まずいです。食べたくはありません。
非常に気を使われながら率直な意見をいただきました。どうやらまずいようです。腹いせにウーロンを巻き込んだまま次へと進みたいと思います。かき氷後半戦!ケーキ・からあげ・寿司はいかに?!
後半戦最初は、ケーキからいきたいと思います。
赤が映えててキレイですよね?あまりにも様々なかき氷を見すぎて、キレイなのか汚いのかわからなくなってきたので皆様に質問してみました。はい、実食!
うますぎて爆笑しちゃいました。
もう今までの「うまい」が嘘のようにうまかったです。今までのかき氷がフリになっていたせいか普段食べるケーキよりべらぼうにうまかったです。二人に食べてもらった感想はこちら。
うますぎてこのあと二つがこれを超えるのか一瞬不安になりましたが、気づかないふりして次に進みます。
6. 寿司6番目は日本を象徴する料理、寿司でございます。かき氷にするとこんな感じに。
見た目は彩り豊かですが、盛り付けがうまくいかず崩れた海鮮丼みたいになってます。
ガリをのせ、醤油とわさびをかけていざ実食!
まずくはないがうまくもない。
口の中でこの寿司ネタたちが解凍され一気に生臭さが充満するのですが、3秒我慢すると普通の寿司になります。「初めて会った時は最悪だったのに、接してるうちに好きになっちゃう」みたいな感覚でしたね。は?
おおむね二人も同じ感想でした。自分の生まれた国を再認識したところで、最後のかき氷に移りたいと思います。
7. 唐揚げ大トリをつとめるのは唐揚げのかき氷。
油であげる→凍らせる→削るという世にも奇妙な工程を経て誕生したかき氷。いざ実食!
涙出るほどまずい。
これは絶対やっちゃだめ!!!もうだめ!!!一発目にからあげの油臭さに殴られ、2発目にべちょべちょになった衣に蹴られるというマズさの波状攻撃。思いついた自分をぶっ飛ばしたい。以下二人のコメントです。
まさかのウーロンがいけるという結果に。ただ3人とも食べた数十分後に胃もたれを起こしたので皆様は真似しないでください。
かき氷順位発表!以上が用意した異種かき氷です。すべてのかき氷を吟味し、つけた順位を発表します。こちら!
この企画をやる前は「納豆」が一番不安だったのですが意外なおいしさに高順位に。ただしカレーやからあげなど、本来温かくないとおいしくないものは軒並み低い順位に。食べ物における温度はおいしさのかなりの部分を占めるんだなということを身をもって感じました。
自分好みの食材を凍らせて削るだけなのでめちゃくちゃ簡単ですし、納豆のように意外なおいしさも発見できるので、興味を持った方はぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。ただからあげだけは絶対にやらないでください。
ではまた~。
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