仰天の新事実! 倒産した新風舎、そのあくどさ(前編)

仰天の新事実! 倒産した新風舎、そのあくどさ(前編)
今年1月7日、松崎社長が新風舎のHP上で民事<br>再生手続の申し立てを発表。その後は凋落の一<br>途を辿った

 1000人にも及ぶ制作途上のお客の単行本を抱えて倒産した自費系出版最大手、新風舎の事業の一部が、同じ共同・協力出版系として新風舎と覇を競い合ったライバル企業の文芸社に譲渡された。旧聞に属し、時期はずれになってしまったものの、子細を報道したメディアがほとんどなかったので、記録の意味も含めて、「サイゾー」2月号の記事「モンダイ自費系出版社『新風舎』の内部資料を公開!」以降の状況を報告する。

 事業譲渡を発表する記者会見は3月7日、東京高等裁判所内の司法記者クラブで開かれた。説明にあたったのは、新風舎の保全管理人である川島英明弁護士。松崎義行社長は姿を見せなかった。

 新風舎は、企業再生を目指して民事再生手続に入ったものの、支援企業として名乗りを上げた印刷会社が直後に手を退き、再生手続が廃止になった。その際、仕掛かり中の単行本を含む事業の引き受け手を見つけてから、破産手続に入りたいと川島弁護士らは説明していた。未刊行のお客の救済策を探り、債権者への配当を少しでも増やすために、一時手続を棚上にしたかたちだった。ということは、会見の時点では、松崎氏は現職の社長のはず。だが、会見後、直接、川島弁護士に松崎氏の肩書きを尋ねると、「もう元社長でかまわない」とあきらめ顔だった。

 川島弁護士が配布した文書では、文芸社に事業譲渡することになった経緯を次のように説明した。

〈2月1日に事業譲渡に関する交渉に着手しました。文芸社や他の出版社などに、仕掛品の完成・流通等を含めて検討をお願いしたものです。他の会社は、仕掛品の規模が大きすぎるために断念いたしました〉

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