現役ディレクターが吼える「テレビバラエティは死んだか」(後編)

現役ディレクターが吼える「テレビバラエティは死んだか」(後編)
マッコイ斉藤氏の手によるDVD作品。右/『ノーマ<br>ニフェスト for UESHIMA』 左/『我々は有吉を訴<br>える ~謎のヒッチハイク全記録~』。

前編はこちら

──そんなマッコイさんから見て、今、面白いと思える番組はありますか?

斉藤 ありますよ。頑張ってる人は頑張ってますよ。特にテレビ東京の深夜枠はあなどれない。時流に媚びずに、面白いバラエティをガンガン作ってますから。『やりすぎコージー』にしても『怒りオヤジ3』にしても、過激で斬新。ああいうチャレンジは同業者として嬉しい限り。あとはバラエティじゃないけど、僕が今一番、好きな番組は『真相報道 バンキシャ!』ですね。政治や犯罪に対するあの緻密さと執念深さは、ものすごいものがある。報道バカが報道の限界に挑んでますよね。やっぱ僕らも笑いの限界に挑まないと。じゃないと、若い作り手が育たないし、世界に誇れる日本のお笑い文化も廃れちゃいますからね。

──芸人さんの質が低下していると思うことはありますか?

斉藤 いや、泥臭くて面白い芸人さんは今もたくさんいるんですよ。ただ、彼らの活躍の場がテレビから失われつつあるというだけのこと。だから、僕や一部の芸人さんは最近、「テレビじゃ放送できない笑いはDVDで残そう」という方向に走りつつあります。

──有吉弘行さんが再びヒッチハイクに挑戦するという問題作『我々は有吉を訴える』(ポニーキャニオン)もそのひとつですね。

斉藤 そう。あれはさすがに今のテレビじゃ無理(笑)。でもああいう毒のある笑いを好きな人は大勢いるはずなので、そういう人たちに作品を送り続けるのが僕の使命だと思ってます。あとは現在、『上島ジェーン(仮題)』というDVDも鋭意制作中ですよ。


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