
今年の6月に3年半ぶりに出所した田代まさしに独占インタビュー・第二弾! そもそも田代氏はなぜ覚せい剤に手を出すようになったのか、また盗撮事件の真相は......。後編は、衝撃の真実について語ってもらった。
──覚せい剤に手を出したのは何が原因だったのですか?
【田代】 仕事のプレッシャーが一番の原因でした。僕は人が思っているより神経が細いので、新番組が始まったりすると、いつも家で吐くような状態だった。仕事でネタやギャグを期待されることがだんだん重圧になって、それから逃げたくて手を出してしまいました。
最初は"あぶり"といって、銀紙に覚せい剤を置いて、下から火であぶってストローで吸うという簡単な方法でやっていました。注射をやったら人間として終わりかな、って頭のどこかで感じていたから。
──そんなに仕事の重圧を受けるということは、もともとバラエティがお好きではなかったんですか?
【田代】 いや、好きでしたよ。もともと所属していた"ラッツ&スター"でも、歌は鈴木雅之、バラエティは田代まさし、といった感じで、ステージでコントみたいなことをしていたり。でも、自分でもお笑いの世界であそこまで売れるとは思っていなかったですね。
──00年に盗撮事件を起こしましたよね。この時は薬はやっていたのですか?
【田代】 この時はシラフでした。今思えば、何故あんなことをしたのか解からない。仕事が忙しくてストレスが溜まっていたのが一つの原因。あと、盗撮物のAVを見て、「自分でも出来るのでは?」と思ってしまって。本当に突発的な衝動でした。