コミケが地方進出!? 『リゾートコミケ』が内包する問題点

コミケが地方進出!? 『リゾートコミケ』が内包する問題点
コミケ(C62)の様子
       
『コミックマーケット』通称『コミケ』をご存じない方は少ないであろう。年に2回、夏と冬に国内最大規模の展示場『東京ビッグサイト』を3日間ずつ計6日間、全館貸し切りで開催され、約50万人が訪れるという世界最大の自費出版物展示即売会である。自費出版物、といってもイベント名から分かるとおりマンガ作品を中心としており、特に多いのは既存の作品のパロディものである。

 今年の夏に開催されたコミケには「手榴弾を投げ込む」という脅迫が「2ちゃんねる」上に書き込みされたことにより大量のマスコミが取材へとやってきた。犯人は無事逮捕されたが、その映像素材が各ニュース番組で流れたことでコミケの知名度はさらに上がることとなった。

 不幸な出来事もありながら一般名詞になったコミケ。このコミケが一つの呼び込みを開始した。「コミケでまちおこし・コミケットスペシャル5(仮)」。その言葉の下にアオリとして「あなたのまちでコミケットを開いてみませんか?」という言葉も並べられている。簡単に書かれていることを説明すると、普段は東京で開催されているコミケの小型版を地方都市で開催をして町おこしに協力しますよ、というもの。その開催地を募集しようというのだ。

 だが、コミケのこうした試みに違和感を覚える者も少なくないという。10年以上前からコミケに通っているという、ある参加者に話を聞いた。

「確かに『リゾートコミケ』と題して沖縄にて開催されたことはあります。しかし、それはコミケ側が会場を選定して開いたもの。一種の『遊び』として沖縄にて開催したんです。コミケってね、遊びなんですよ。面白いからやっている、みんなで楽しんで遊ぼう! というのがコミケなんです。そしてコミケが生まれたのが学生運動の真っ盛りの時代ということもあってか、反体制的な臭いもどこかにある。もちろん、その臭いというのは、立て看板を出したり肩を組んでフォークソングを歌ったりするような類のものではないですが、コミケの発行物には時に反体制的なメッセージが見え隠れしているんですよ」


日刊サイゾーの記事をもっと見る

トピックス

今日の主要ニュース 国内の主要ニュース 海外の主要ニュース 芸能の主要ニュース スポーツの主要ニュース トレンドの主要ニュース おもしろの主要ニュース コラムの主要ニュース 特集・インタビューの主要ニュース

もっと読む

国内ニュース

国内ランキングをもっと見る

コメントランキング

コメントランキングをもっと見る
2008年12月2日の社会記事

キーワード一覧

このカテゴリーについて

国内に起きた最新事件、社会問題などのニュースをお届け中。

通知(Web Push)について

Web Pushは、エキサイトニュースを開いていない状態でも、事件事故などの速報ニュースや読まれている芸能トピックなど、関心の高い話題をお届けする機能です。 登録方法や通知を解除する方法はこちら。