ニワトリの餌が流通!? 表面化しにくい外食産業"偽装"の闇(前半)

ニワトリの餌が流通!? 表面化しにくい外食産業"偽装"の闇(前半)
週刊誌も大々的に食品偽装問題を報じた。<br>(「週刊現代」10月11日号より)
       
 1月の中国産冷凍餃子への毒物混入にはじまり、7月にはウナギ卸業「魚秀」などが中国産ウナギを有名ブランド「愛知県一色産」に偽装、9月には有害物質メラミン混入の恐れがあるとして「丸大食品」が菓子などの商品を自主回収するなど、安全神話が完全に崩壊した08年の食品業界。


 だが、これらはスーパーなどの小売店が扱う商品だけにはとどまらない。同じく9月に発覚した「三笠フーズ」問題では、発がん性のあるカビ毒や高濃度の殺虫農薬に汚染された工業用事故米を食品メーカーや外食産業へ不正転売したことで、日頃から口にする"外食"の安全性が問題視された。

『回転寿司「激安」のウラ』(宝島社)で回転寿司のネタ偽装を追及したジャーナリストの吾妻博勝氏は、「コメ業界では当たり前のように行われてきたことだが、こうした不正が表沙汰になるのは氷山の一角」だと、外食産業での食品偽装に警鐘を鳴らす。

「国が5年も6年も備蓄した超古米は、豚やニワトリのエサ、いわゆる『飼料米』として米卸業者に払い下げてきた。しかし、私が知っている卸業者は『実際は飼料に使わず、人の口に入る主食として売り捌いてきた』と語っていました」(吾妻氏)

 業界では、前年産が「古米」、前々年産が「古古米」と呼ばれ、それより古いものはさしずめ「超古米」ということになるが、要は、国から仕入れた飼料米を業者側が正規米に混ぜて外食産業に卸しているという構図である。

 粘り気もツヤもなくなった、これら古米は、ある食品添加物を入れて炊くと新米のようになるというが「どんなに古いコメでも、カビ毒や過剰な残留農薬が含まれていなければ人体に害はありません。しかし、外食産業で使われる古米には、白い粉末の『グリシン』がまぶされています。これは国から使用を認められているものの、日本や米国の専門家からは毒性を指摘されている」と、吾妻氏は続ける。


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2009年1月30日の社会記事

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