<対談>麻原彰晃四女・松本聡迦×脳機能学者・苫米地英人【2】

【1】はこちらから。

●私自身も強い洗脳を受けていると思いました

松 私は、中学校に上がった頃から事件にかかわった元幹部の人たちと面会をするようになったんですけど、その中で彼らには2つのパターンがあるような気がしたんですよ。本当に洗脳されきっていて、不可抗力で事件に加わった人と、自分で考える力がまだ残っていたけど、さまざまな欲望が相まっててやってしまった人です。

苫 80年中頃までの、ヨガの団体であった「オウム神仙の会」のとき入信した人たちは、どっちかというと、「麻原尊師」というより、「麻原先生」という感じでの付き合い方だよね。

松 はい、そうですよね。

苫 確かに洗脳って、いま言ったような2レベルあって、オウムでいえば、末端信者にされているような、行動から思考まで完全にコントロールしちゃうようなレベルの洗脳と、自分自身の思考が残っている中で、神秘体験──実際には、ヨガや修行による過呼吸、LSDなどの薬物で生じる幻覚──や権力という快感にとらわれて、第三者が思い描く方向に動かされてしまっているようなレベル。まぁ、俺がよく言っていることだけど、日本人はすべて、ごく一部の人間に都合のいいようにできた資本主義というシステムを素晴らしいものだと洗脳されて生きているよね。これは後者だよ。一方、サリン事件の実行犯は前者。だから実行犯は、かわいそうといえば、かわいそうだよ。いちばん問題なのは、それを仕掛けた側の罪が問われず、のほほんとしていること。俺はその中に、上祐だったり、元幹部のIが入ると思っている。


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