<対談>麻原彰晃四女・松本聡迦×脳機能学者・苫米地英人【2】

松 何がトリガーになっているかわからないと言いましたが、「オウムで生まれ育ったんだから、社会で生きていけるはずがない」とか、「警察とか公安調査庁だとか、国家も社会での生活を許すはずがない、だからオウムの中で生きていくしかないんだ」というアンカーに関しては、警察とかが訪ねてきただけでトリガーになってしまうし、あるいは「常識」とか「社会性」とかそういう言葉を聞いただけでもトリガーになってしまいました。

苫 大丈夫、それもみんな嘘なんだから。まず疑うことだよ。
【3】へつづく/構成=桜のりか/「サイゾー」4月号より)


苫米地英人(とまべち・ひでと)
1959年生まれ。脳機能学者・計算言語学者・認知心理学者・分析哲学者・実業家。83年、上智大学英語学科卒業後、三菱地所に入社。85年、イエール大学大学院に留学。同大学人工知能研究所研究員、認知科学研究所研究員を経て、88年、カーネギーメロン大学大学院に編入、計算言語学の博士号を取得。帰国後、徳島大学助教授、ジャストシステム基礎研究所所長などを歴任。95年に起こったオウム真理教による地下鉄サリン事件後、公安の依頼により、同教団信者の脱洗脳を手掛ける。近著に『成功脳の作り方』(日本文芸社)、『営業は「洗脳」』(サイゾー)、『苫米地式コーチング』(インデックス・コミュニケーションズ)など。


●松本聡迦(まつもと・さとか/仮名)
1989年、松本智津夫(麻原彰晃死刑囚)の四女として生まれる。6歳のときに地下鉄サリン事件が起きるも、外部の情報から遮断されていたため、事件のことを知ったのは15歳のとき。その後、教団との関係を保つ家族のあり方に疑問を抱き、16歳のときに家を出て、後見人(後に辞任)となった江川紹子氏の元に身を寄せる。07年夏、同氏の元から離れて以降、派遣会社で働いたり、ネットカフェ難民やホームレスをしたりしつつ、現在は自立した生活をしている。昨年6月号より、本誌で告白手記を掲載。きょうだいは、姉3人、弟2人。



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2009年3月19日の社会記事

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