イルカ好きのための妄想映画『ザ・コーヴ』が意外にも欧米プレスから総スカン!?

イルカ好きのための妄想映画『ザ・コーヴ』が意外にも欧米プレスから総スカン!?
21日都内ライブハウスで行われたセホイヤス監督の会見。<br />各国記者からは厳しい質問も。

「日本の残酷なイルカ漁に抗議する」を旗印に、豪州ブルーム町議会が、イルカ猟を営む和歌山県太地町との姉妹都市関係を停止する議案を可決したことは既報の通り(記事参照)。現地では日系人墓地が破壊されるなど、対日感情の悪化が懸念されている。その後同議会が「可決は拙速だった。太地町との歴史は長く深い」と2週間で撤回したものの、「漁については抗議を継続する」として基本姿勢は崩していない。

 欧米でイルカ漁批判を沸騰させる役割を担ったのが、イルカ漁の様子を隠し撮りした『The Cove』(ルイ・セホイヤス監督)というドキュメンタリー映画。

 イルカ漁が行なわれる太地町の「入り江=cove」は、映画タイトルとして象徴的な意味を持つようだ。世界中のイルカ好きにとって、今や日本の「ダイチ(太地町)」はアウシュビッツと同義語。ユダヤ人大量虐殺並に残酷な日本のイルカ漁を潜入取材し、白日の下にさらすことで愛すべきイルカを解放するのが制作側の目的だ。

 議論の渦中にあるそんな問題作が、「東京国際映画祭」(東京・六本木)のプレス向け上映会で20日、各国報道陣に御披露目された。「当初予定されていなかった問題作を強引に押し込んだ形。環境問題に関心を持つ人たちの間で物議を醸してやろうという依田チェアマンの挑戦心を感じます」(映画評論家・前田有一氏)との声もあれば、「たんなる話題作り。その意味では大成功」(映画ライター)との冷めた指摘も。内容は、イルカに取りつかれたリック・オバリーという男性の「世界中のイルカを人間から開放したい」という個人的な夢想を機軸に進行する。かつて著名なイルカ調教師だったオバリー氏は、60年代に人気を博したテレビ番組『わんぱくフリッパー』の制作スタッフとして参加。番組にも何度か出演している。"普通に"イルカ好きだったオバリー氏はある日、撮影に使われた雌イルカ・キャッシーが仕事によるストレスで「自殺」する場面を目撃する。


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2009年10月23日の社会記事

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