「大きさではなく、芸を買ってくれ」日本最小手品師・マメ山田"小人の哲学"
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実は良家のおぼっちゃんだった!?

 小人症でありながら、その体格を活かし数々の舞台や映画で活躍するマメ山田。その114cmの身体から滲み出る存在感に目を奪われた経験を持つ人も多いだろう。そんな彼が出演する映画『蘇りの血』が東京フィルメックスでお披露目され、絶賛を浴びた。舞台挨拶前の貴重な時間を頂き、マメ山田が考える小人としての哲学を語ってもらった。

──エンタテインメント業界に入ったそもそものきっかけを教えてください。

マメ山田(以下、マメ) 67年くらいだったかな......ルーキー新一という芸人が大阪でお芝居をしていて、新聞でその団員募集の広告を見て、自分から飛び込んだんだよね。それまでは芝居の経験なんてまったくなかった。学芸会もやったことないし。

──この業界に入るにあたって、ご両親は反対しましたか?

マメ そりゃ反対しましたよ。子どもの頃から1人で外へ出るという事がなかったし、箱入り息子だったからね。どこへ行くのも"ばあや"がついていくような、おぼっちゃんだった。

──そんなに裕福な家庭だったんですか?

マメ いや、ばあやって言っても祖母だけど(笑)。とにかくね、両親の反対を押し切ってでも、何かやってみたかったんだよね。

──ご両親は許してくれたんでしょうか?

マメ 入ったのなら仕方ないと諦めてくれましたね。ばあやは舞台も見に来てくれました。親父は見に来てくれなかったけど。

──駆け出しの頃は、ストリップ劇場にも出演していたんですよね。


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