"不適切発言"で無期限謹慎中のタレントの北野誠が、20日に行われる大阪・通天閣劇場のシークレットライブで復帰する。実はこの復帰劇の裏側には、笑福亭鶴瓶とやしきたかじんの尽力があったのだという。
「鶴瓶とやしきが、芸能界の実力者と言われている某大手プロのオーナーに頭を下げて、北野が怒らせた、大手プロの社長を説得してもらったらしいです」(芸能界事情通)
昨年の3月に北野がレギュラーを務めるラジオ『誠のサイキック青年団』(朝日放送)が突然、打ち切りになったことで、さまざまな噂や憶測が飛び交ったこの騒動。
「当時は、創価学会の広告塔である久本雅美の悪口を言ったんじゃないかとか、大物政治家の逆鱗に触れたのでは、といった噂が流れました。実際には、北野が番組の関連イベントで『バーニングプロ』の周防社長に対して不適切な発言をしたために、日本音楽事業者協会から北野所属の松竹芸能と放送した朝日放送に抗議が入ったんです。それで、両者は音事協を脱退、北野は無期限謹慎ということで手が打たれました」(同)
松竹芸能から無期限謹慎処分を受けた北野。"芸能界のドン"を怒らせたということで、一時は芸能界から永久追放の噂も流れた。
「ドンと親しい大手プロのオーナーと鶴瓶は、毎年正月にハワイで会うくらい昵懇の仲なんです。やしきはやしきで、そのオーナーが関西に来ると、挨拶を欠かさない。そんな関係から、オーナーに頭を下げて、取りなしてもらったと言われています」(同)
先輩たちの尽力で復帰を果たした北野だが、実質的にはドンの前に屈服したようなもの。今後、持ち前の毒舌が復活するかどうか、見守っていきたい。
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