ZEEBRAのハイチ支援活動に非難殺到 "出る杭は打たれる"日本のチャリティー事情

「チャリティーを支援するからといって、別に聖人君子を気取るつもりはありません。私財を投げろとのご要望がありますが、出来る事をするだけです。希望が持てるチャリティーにするべく邁進いたしますので、末永く見守って頂けたらと思います」

 日頃から「マイクを持つことの意義」をリリックにし、非難の声はありながらも、多くの人に影響を与えるアーティストだからこそ、支援を始めたZEEBRA。ある音楽雑誌の編集者は次のように明かす。

「ミュージシャンが災害や戦争への声明を出し行動すると、賛同者と同じくらい、それを偽善扱いする"アンチ"も現れます。GLAYのTAKUROが2003年のイラク戦争開戦の際に、反戦メッセージを新聞各紙に掲載したところ、それを良しとしない団体からクレームが寄せられ、家族やメンバーを危険にさらしたことを著書の『胸懐』(幻冬舎)で明かしています。日本の音楽業界は、そんな"出る杭は打たれる"日本文化を反映して、政治や社会へのメッセージを歌うのが敬遠されています。J-POPの歌詞がベタベタな応援ソングや、ラブソングしかない原因もそこにあります」

 海外アーティストが参加してハイチ支援を行う「We Are the World 25 for Haiti」には、アース・ウインド&ファイアー、ブラック・アイド・ピーズ、セリーヌ・ディオン、ジャネット・ジャクソン、そして、故・マイケル・ジャクソンも映像で参加するなど、盛り上がりを見せている。日本でも、2月23日に音楽プロデューサー・小林武史が、一青窈、Salyuらとハイチ地震救済支援イベントを開催する予定だ。また、3月14日には湘南乃風の若旦那が妻のMINMIと共に『LOVE for HAITI × NEWS ZERO』というイベントを行う。こちらには、ZEEBRAとの確執で知られるDragon Ashが参加する。外野からの反発の声もあることを理解しながら、震災支援への道を踏み出したアーティストたち。ただライブを行って自己完結するのではなく、ぜひ、震災によって困窮にあえぐ被災者たちに募金が正確に行き渡るところまで、面倒を見てもらいたいものだ。



【関連記事】 巨額の売上金にBPOも注目 TBS「チャリティーTシャツ」1,200万円の行方は?
【関連記事】 元電通社員の名もちらつく"中田財団"慈善ビジネスの怪
【関連記事】 外国人も呆れる"エセチャリティ"『24時間テレビ』最大の過ちとは

あわせて読みたい

気になるキーワード

日刊サイゾーの記事をもっと見る 2010年2月20日の芸能総合記事
この記事にコメントする

\ みんなに教えてあげよう! /

次に読みたい関連記事「みうらじゅん」のニュース

次に読みたい関連記事「みうらじゅん」のニュースをもっと見る

次に読みたい関連記事「伊坂幸太郎」のニュース

次に読みたい関連記事「伊坂幸太郎」のニュースをもっと見る

次に読みたい関連記事「吉本ばなな」のニュース

次に読みたい関連記事「吉本ばなな」のニュースをもっと見る

新着トピックス

芸能総合ニュースアクセスランキング

芸能総合ランキングをもっと見る

コメントランキング

コメントランキングをもっと見る

芸能の人気のキーワード一覧

新着キーワード一覧

このカテゴリーについて

話題の芸能人のゴシップや噂など最新芸能ゴシップをお届けします。俳優やタレントやアイドルグループなどの情報も充実。