『マルモ』大健闘でも業界視聴率トップは『鈴木先生』!? 春ドラマ総まとめ

■低視聴率ながら「今期No.1」の呼び声高い『鈴木先生』

 中学教師と思春期の生徒たちの成長を描いた長谷川博己主演『鈴木先生』(テレビ東京系)。1話目からいきなり「中2と小4の性交は許されるか」という内容だったり、最終回では結婚前に彼女を妊娠させた鈴木先生を生徒が疑似裁判にかけたりと、過去の学園ドラマとは一線を画す展開と妙にリアルな描写に"実験的ドラマ"と評されることも多かった。ドラマウォッチャーらの評価は高く、「この春のNo.1ドラマ」「『JIN-仁-』にも負けない神ドラマだ」など賞賛の声が上がるなか、視聴率は1~2%台をゆらゆらと漂い、方々から"高評価と視聴率不振のギャップ"に違和感を抱かれ続けた不思議な作品であった。

 この他にも、ママ友の恐ろしい交友関係を描いた『名前をなくした女神』(フジテレビ系)、高齢出産をテーマにした『生まれる。』(TBS系)、相武紗季が特殊メイクに挑戦した『リバウンド』(日本テレビ系)など、いつもに増してバラエティー豊かに私たちを楽しませてくれた春ドラマ。

 ちなみに7月クールのラインナップを見てみると、前田敦子が男のフリをして男子校に通う『花ざかりの君たちへ~イケメンパラダイス~2011』(フジテレビ系)、瀧本美織が男のフリをしてイケメンバンドに加入する『美男(イケメン)ですね』(TBS系)、川口春奈が男のフリをして大金返済に勤しむ『桜蘭高校ホスト部』(TBS系)、福田沙紀がインターセクシャルとして生まれた主人公を演じる『IS[アイエス]~男でも女でもない性~』(テレビ東京系)と、なぜか男装系ドラマが流行りの模様。この夏は、旬の若手女優のボーイッシュっぷりを比較してみるのも面白いかもしれない。

※クールをまたぐドラマの平均視聴率に関しては、4~6月放送分から算出。
(文=林タモツ)



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