口座データが消滅! 職員が謎の退職!! ゆうちょ銀行のずさんなデータ管理が裁判沙汰に発展

 途方に暮れた二郎さんが、父Aさんの遺品を今一度整理してみると(この頃には一郎氏があらかた持ち去ってしまっていたという)、Aさん名義の4通の郵便貯金の通帳を新たに発見(編注:ここでは通帳【1】~【4】とする)。中身を確認すると、3通(【1】~【3】)は既に解約されており、1通(【4】)については残高が538万8,494円残されていた。

 しかし、高額納税者で知られたAさんの遺産が一口座だけのはずがないと思っていた二郎さんは、過去に父・Aさんの担当をしていた元ゆうちょ銀行職員に非公式に聞いてみた。すると、「Aさんからは2つの定期口座や『●●●』など、少なくとも●千万円を預かっていた」との証言を得ることができた(編注:元局員の希望により具体的な数字や表記は伏せる)。

 元職員によれば「2つの定期口座」とは、限度額1,000万円、10年満期で半年複利という利便性が極めて高い郵便貯金の主力商品の一つ。しかし、この定額貯金は郵便貯金法により一預金者につき一口座しか開設できないと決められている。2つの口座が存在したのはなぜか。これについては、関東のある特定郵便局に10年以上の勤務経験がある別の男性(44)が説明する。

「確かに一人一口座と決められてはいますが、かといって2つ、3つ作れないかというと、民営化前はどこの局でも普通に作ってました。特に地方では、本人確認も台帳管理もかなりいい加減で、資産持ちの高齢者を相手に架空名義でバンバン作ったものです」


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