2007年、所属事務所から「体調不良で仕事のドタキャンが続いた」と解雇された歌手の華原朋美。09年1月に精神安定剤の大量服用による急性薬物中毒で病院に緊急搬送され、昨年8月にも新宿・歌舞伎町でタクシー乗車中に意識もうろうとし救急車で病院に搬送された。

 以降、表舞台から遠ざかっているが、今年8月には兄のブログで久々に近況を報告。愛犬と一緒に写った元気な姿の写真を公開した上で、「今、私はとってもとっても幸せです。もう同じ事の繰り返しはしたくないし、みんなをがっかりさせたり、傷つけたり悲しませたくないから、自分自身が納得するまで家族も安心するまで、海外で自分磨きします」と書いている。

 この"海外"がどこかといえば、この機に出演の相談を持ち掛けたテレビ番組のディレクターが「フィリピンに滞在しているとのことだった」と明かしている。

「華原さんの親族にはクリスチャンがいて、以前から定期的に顔を出していた教会があるそうです。教会には宿舎もあるので、そこに滞在しているのかもしれません」(同ディレクター)

 その教会がフィリピンのどこかは分からなかったが、マニラにある別のフィリピン日本人教会に尋ねてみると「ウチの教会に来たことはないが、華原さんがこちらで活動に加わってくれていることを知り、近いうちに当教会にも来てくれるよう相談中だ」という返答があった。

「フィリピンでは日本人の方々に対し、言葉の通じない方でも親しみが持てるよう、音楽での福音宣教が主体となっています。プロの歌手である華原さんなら大歓迎で、彼女の歌が人々を喜びで満たすことでしょう」(同協会関係者)

 華原は過去、伊勢神宮の神事にゲスト参加するなど以前はクリスチャンではなかったと思われるが、現在はキリスト教のもとで再出発を計っているのかもしれない。

 事情通によると「フィリピンは東南アジアで数少ないキリスト教国ですが、教会を通じた日本人会では精神不安や健康被害など悩みを抱えた日本人へのサポートにも積極的なので、ここでクリスチャンになる人も多い」という。

 また、マニラ市内にある日本食レストランでは、夏に華原の目撃情報があり、爽やかな雰囲気の男女に連れられて来ている風だったとも伝えられる。

 "自分磨き"というのがキリスト教でいう"修道"かどうかは分からないが、朋ちゃんのシスター姿というのも見てみたいものだ。いずれにせよ、また元気な近況が伝えられることを願おう。


(文=鈴木雅久)



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