その女性リポーターとは現場取材で顔を合わせ親しくなり、食事や舞台観劇などプライベートでの交際があったというが、互いにライバル局で仕事をすることもある職業柄か、2人の関係を知るのはごく一部だけの極秘交際だったようだ。

「とても気前の良い人だったから、他局の人でも酒をおごったりしていました。飲めば競馬とかゴルフとか趣味の話も楽しくて、独身だったことが不思議だったぐらい」(同)

 一方、奥山さんの自殺を疑う声も少なくない。自宅からは財布や預金通帳、携帯電話がなくなっていたが、本人の遺体からは見つかっておらず、カギのかかった発見現場から盗まれたという可能性も低いからだ。自宅には洗濯物も干したままで、長い不在をにおわせるものもなかった。

 死の経緯も動機もはっきり分からない。ただ、もう奥山さんの"元祖・歩きながらリポート"が二度と見られないということだけは確かだ。テレビ界の功労者としては、あまりに悲しい終幕だ。
(文=鈴木雅久)


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