2月5日、タワーレコード新宿店にてDVD『撮れ高次第Vol.1,Vol.2』『鬼ヶ島「恐怖学園」』の両発売を記念したジョイントイベントが行われ、アンジャッシュ児嶋一哉、ドランクドラゴン鈴木拓、キングオブコメディ高橋健一、鬼ヶ島のおおかわら、野田祐介、和田貴志が登壇した。
『撮れ高次第』は、TOKYO MXで1月まで放送されていた児嶋、鈴木、高橋の3人による行き当たりばったりのロケバラエティ。
内容について高橋は「普段、クソみたいに扱われてる3人が足を引っ張り合って、自分がいかにビリにならないかを競う番組です」と自虐的に紹介。追い討ちをかけるように鈴木も「普段いじめられてた子どもが、さらに弱い奴を見つけていじめてる番組です(笑)」と、3人のやり取りをいじめられっ子に例えPRした。
一方、『鬼ヶ島「恐怖学園」』は、鬼ヶ島にとって初のネタDVD。「呪われた人形」「悪魔のぬいぐるみ」「韓流地獄」をはじめ、学園を舞台にしたコントが8作品収録されている。
野田はDVDの出来について「自信はあります! コントに"恐面白い"というジャンルを確立しました」とドヤ顔。和田は「昨年の『キングオブコント』で僕ら5位だったんです。だからDVDには日本で5番目に面白いコントが入ってます」と紹介した。
また、中国のコメディアン(郭冬臨、魏勣安)が、アンジャッシュのコント「バイトの面接」をパクっていると指摘された問題について聞かれると、渦中の児嶋は「うちらのネタが中国でも通用するんだって自信になりました。『撮れ高次第』にも中国語訳入れて売れば、今だったら売れるんじゃない?」と、意外にも前向きな提案。
さらに同問題について、日頃から営業先でアンジャッシュのショートコントを拝借している鬼ヶ島の野田は、「中国の人より、先に俺らがパクッた!」となぜか得意気に叫び、爆笑を誘った。
この日、タワーレコードのイベントスペースには、DVDを購入したファン約200名が集結。芸人6名による私物の争奪じゃんけん大会や、握手会などが行われ、会場には笑いと熱気に包まれた。
(取材・文=林タモツ)
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