2月5日、タワーレコード新宿店にてDVD『撮れ高次第Vol.1,Vol.2』『鬼ヶ島「恐怖学園」』の両発売を記念したジョイントイベントが行われ、アンジャッシュ児嶋一哉ドランクドラゴン鈴木拓キングオブコメディ高橋健一、鬼ヶ島のおおかわら、野田祐介、和田貴志が登壇した。

 『撮れ高次第』は、TOKYO MXで1月まで放送されていた児嶋、鈴木、高橋の3人による行き当たりばったりのロケバラエティ。

発売中のVo.1、Vol.2には、「鈴木拓のお部屋訪問」や、大桃美代子をゲストに迎えた「華のある美女ゲストをポンコツ3人がおもてなし」などの企画を収録。さらに4月4日にはVol.3、Vol.4のリリースも控えているという。

 内容について高橋は「普段、クソみたいに扱われてる3人が足を引っ張り合って、自分がいかにビリにならないかを競う番組です」と自虐的に紹介。追い討ちをかけるように鈴木も「普段いじめられてた子どもが、さらに弱い奴を見つけていじめてる番組です(笑)」と、3人のやり取りをいじめられっ子に例えPRした。

 一方、『鬼ヶ島「恐怖学園」』は、鬼ヶ島にとって初のネタDVD。「呪われた人形」「悪魔のぬいぐるみ」「韓流地獄」をはじめ、学園を舞台にしたコントが8作品収録されている。

 野田はDVDの出来について「自信はあります! コントに"恐面白い"というジャンルを確立しました」とドヤ顔。和田は「昨年の『キングオブコント』で僕ら5位だったんです。だからDVDには日本で5番目に面白いコントが入ってます」と紹介した。

 また、中国のコメディアン(郭冬臨、魏勣安)が、アンジャッシュのコント「バイトの面接」をパクっていると指摘された問題について聞かれると、渦中の児嶋は「うちらのネタが中国でも通用するんだって自信になりました。『撮れ高次第』にも中国語訳入れて売れば、今だったら売れるんじゃない?」と、意外にも前向きな提案。

 さらに同問題について、日頃から営業先でアンジャッシュのショートコントを拝借している鬼ヶ島の野田は、「中国の人より、先に俺らがパクッた!」となぜか得意気に叫び、爆笑を誘った。

 この日、タワーレコードのイベントスペースには、DVDを購入したファン約200名が集結。芸人6名による私物の争奪じゃんけん大会や、握手会などが行われ、会場には笑いと熱気に包まれた。
(取材・文=林タモツ)


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