いまや、互いにピンでの仕事が多くなったお笑いコンビ・レイザーラモンの2人だが、彼らが置かれている状況は、なかなか複雑なようだ。

 どちらかが急に注目されてしまうと、コンビの関係が悪化してしまうのはよくあること。

レイザーラモンの2人も売れない時期が長かったため、HGが「フォー!」で人気を集めていた当時、2人の関係は相当悪化していたという。

「HGのブレークがあまりに急だったこともあって、2人で番組に出る際には本番直前まで険悪ムードなことも多かったです。そんな状態が長く続いたために、制作側も2人での出演を敬遠するようになって、さらに格差が広がったんですよ」(バラエティ番組関係者)

 ところが、最近ではコンビ間の仕事量が逆転。RGのほうが露出が多くなっている。「“一発屋芸人”のイメージがついてしまったHGに比べ、RGはまだいろいろと新しいネタを披露できる自由度がある」(同)というが、このRGには奇妙なジンクスがあるという

「RGの持ち味といえば下手なモノマネですが、RGがマネした人物が次々と不幸になっているんです。市川海老蔵をマネて“市川AB蔵”なるキャラでネタを披露したところ、海老蔵が例の事件に巻き込まれたり、料理研究家のケンタロウのマネをしたら、本人が交通事故に。

ほかにも、本木雅弘のマネをすれば、本木が所有するマンションで中島知子騒動が……と、相当なものですよ」(同)

 そもそも、絶好調だった相方HGもかかとの骨折という大けがでテレビから遠ざかってしまっており、芸能界ではまことしやかに「RGの呪いか!?」ともささやかれているという。RG本人は、まったく気にしていないようだが……。