「こないだある番組制作会社に行ったら、せんだみつおさんがいたんです。必死に『どんな役でもいいので使ってください!』と営業していましたよ」

 そう語るのは某芸能マネジャーだ。

せんだといえば、2008年に一部週刊誌で暴力団組長の娘の結婚式で司会をしていたと報じられて以来、めっきりテレビでその姿を見ることがなくなった。

「テレビ局は“黒い交際疑惑”のあるタレントは一切使わない。せんださんが猛省していることは認めますが、現在も使いづらいタレントであることに変わりはありません」(テレビ関係者)

 せんだはイベントや宴会の司会、地方営業などの副業でそれなりの収入を得ており、テレビに出演できなくても生活はできるが、やはり自分の姿が地上波に乗ることにこだわり続けているという。

 ある関係者は「“テレビ出演=潔白の証明”と位置付けているのでしょう。1回でもテレビに出演できれば、それを持って次の営業先に回れる。せんださんが必死なのも無理はないですよ」と指摘する。

 前出のマネジャーも冒頭の熱烈営業について、次のように振り返る。

「結局、せんださんのアピールもむなしく、制作会社は『(出演は)厳しい』という判断を下したのですが、せんださんはすぐに『また来ますので、よろしくお願いします』と頭を下げていました。あの姿を見ていたら、いずれ『かわいそうだから、チョイ役でも……』ということもあるかもしれません」

 今月14日には、漫談家として東京・新宿の末廣亭で高座デビューも果たしたせんだ。話題を振りまくことで、再びテレビ局からお声が掛かる日を夢見ているようだ。