平均視聴率10%スレスレの超低空飛行を続ける、松山ケンイチ主演のNHK大河ドラマ『平清盛』。Twitterを活用したり、主役である松ケン以外の登場人物にスポットを当てるなど、さまざまな工夫はしているが、いかんせん数字は伸びてこない。

「これには、さすがのスタッフもやる気を失いつつあります。それに、先日は田中麗奈さんの件もありましたし……」(ドラマスタッフ)

 田中麗奈は、由良御前役で出演しているのだが、一体、何があったのだろうか。

「とにかく、気だるそうな態度が目につきましたね。あそこまで嫌々な態度を出されると、こっちも『なんなの?』って気になりますし、何より、まったくセリフを覚えてきてなくて、台本を読みながらのリハーサルだったんです。もちろん、ほかの出演者は忙しくても台本を覚えてきていますから、みんな呆れていましたよ」(現場にいたスタッフ)

 不振の大河に出演することがお気に召さないのか、とにかく終始態度が悪かったというのだ。

「先日までは、朝番組にレギュラーを持つ加藤浩次さんに合わせてスケジュールを組んでいたため、夜の11時半から翌1時までとか、肉体的にも精神的にも“スッキリ”しない日が続いていて、それがようやく終わったと思ったら、今度は田中さんの件でしょう? まだまだ撮影が続くと思うと、嫌な気分になりますね。

これで視聴率が良ければまだいいのですが、こんな状況じゃ、みんな『夏を越せるのかな?』なんて心配していますよ。ロンドン五輪もあることですし、見たこともない視聴率が出るんじゃないですか?」(同)

 ドラマはついに源氏との対決だというが、敵は身内にいたということか……。