7月2日から放送の連続ドラマ『東野圭吾ミステリー 浪花少年探偵団』(TBS系)に主演している多部未華子。初回視聴率は7.8%とやや苦しいスタートになったが、撮影はすでに終了しているという。

「主演の多部さんのスケジュールの都合で、撮影は今年の1月から4月中旬まで行われ、すでに打ち上げも終了しています」(ドラマスタッフ)

 真面目な性格で知られる多部だが、今回のドラマスタッフからの評判もすこぶる良かったようだ。

「初の教師役と関西弁ということで、普段から関西弁を使うようにしていたそうなんですが、それがまたかわいくて(笑)。共演者で関西出身の小池徹平クンやスタッフにイントネーションを聞いたり、プライベートでもずっと関西弁を使っていたそうです。また、このドラマには子役が多数出演していますが、子どもたちにもかなり懐かれていましたよ」(同)

 そんな多部の人柄がスポンサーであるパナソニックにも伝わったのか、このご時世ではかなり珍しいことが起こったそうだ。

「実は、第1話を撮影しているときにパナソニックの関係者が見に来て、『このドラマは面白いから、1話延長しましょう』という話になったんです。そのとき同枠でオンエア中だった上川隆也さん主演の『ステップファザー・ステップ』の数字が悪かったということもあったのかもしれませんが、普通、オンエア前に延長するなんて考えられないですからね。

ましてや、パナソニックは業績も厳しかったのに」(TBS関係者)

 果たして、パナソニックの期待に応え、大ヒットドラマとして成功を収めることができるのだろうか。