お笑いタレント、明石家さんまの昨年度の年収が約5億4,000万円だったことが話題になっている。ネットメディアで報じられた記事によれば、ゴールデンタイムMCのギャラは1本200~250万円(1時間)。

資産は、個人事務所のある都心のビルや豪ゴールドコーストの別荘などがそれぞれ数億円、愛車はベンツのゲレンデで約1,800万円だという。

「これを多いと見るか少ないと見るかは、微妙なところですね。一説によれば、これまで年収10億円とみられていたこともあったので、意外に少ないのかな、という気もしないでもない。ただ、帯番組に出演しているわけではないし、CMに多く出ているわけではない。それを考えれば、やはりズバ抜けて高額所得といえるでしょう」(芸能ライター)

 芸能人の収入は、テレビ番組や映画出演のギャラとCM契約料が多くを占めている。中でも、朝や昼の情報番組などの帯番組に出演すれば、毎日の出演だけに収入が大幅にアップする。

「『みのもんたの朝ズバッ!』(TBS系)出演時のみののギャラは200~300万円(1時間)だったそうです。同番組は3時間の放送で、これが週5日なわけですから、年間だと相当な額になります。全盛時のみのの年収は、10億円以上だったといわれています。また、タモリも『笑っていいとも!』(フジテレビ系)出演時のギャラは1回につき200万円で、50%がタモリの取り分だったそうなので、『いいとも』だけでも年間2億5,000万円ほどにもなります。彼も昨年までの年収は、10億円ともささやかれていました」(同)

 さんま、タモリとくれば、“お笑いBIG3”の一角を占めるビートたけしの年収はどうだろうか?

「たけしの年収は15億円ともいわれています。テレビ出演ギャラも“BIG3”の中でも一番高く、300万円以上(1時間)だそうです。

帯番組への出演こそありませんが、レギュラー番組を多く抱えており、CM出演も多い。ただ、たけしの場合、自身の事務所『オフィス北野』に所属する弟子たちの稼ぎが少ないため、彼らを食わせていかなければならないという事情があるので、収入ほど懐が潤っているわけでもなさそう」(同)

 バブル崩壊後、長引く不景気のあおりで、芸能人のギャラも下落傾向にある。さんまにしてもピーク時には、ゴールデンタイムMCのギャラが500万円だったというから、半減しているのが実情。しかし、それでも庶民にとってはうらやましい限りの高額ギャラというしかない。

編集部おすすめ