
4月、韓国の韓国南西部・珍島(チンド)付近で旅客船「セウォル号」が沈没した事故で悪質なデマを流した女が逮捕されたが、日本でも過去に芸能関係者を名乗って詐欺まがいのトラブルを起こしていたことがわかった。
自称ダイバーのホン・ガヘ容疑者は、テレビのインタビューで船内に生存者が残っているなどと話し、捜査を混乱させた疑いがもたれている。さらに2年ほど前には、アイドルグループT-ARAメンバーの親族を名乗り、グループ内にイジメがあるとウソの告発をして世間を騒がせたこともある有名なガセ女であることが、韓国内のニュースで明らかになった。
このホン容疑者、なんと4年ほど前には東京・赤坂の韓国クラブで働いていたことがあり、彼女に接客されたことがあるという実業家によると「父親が韓国のテレビプロデューサーだとして、日本人客に芸能関係のビジネスを持ちかけていた」というのだ。
「ちょうどKARAが人気でK-POPブームだといわれていた頃、彼女は日本語学校に留学しながら働いているということでしたが、父親のコネで韓国の女性タレントを紹介できると言っていました。日本での営業権を独占取得すればかなり儲かるという話で、その準備のために母国との往復の旅費を出してほしいと言っては、小遣いをせびっていたんです」
この実業家がホン容疑者に金を渡すことはなかったが、ある有名な女性芸人の個人マネジャーは彼女に30万円を渡してしまったという。