歌手の倖田來未の実妹でタレントのmisonoが先日、「週刊ポスト」(小学館)でセクシーグラビアに挑戦した。愛人をテーマに挑んだ内容というが、とかくバラエティ関係者の間からは「本当に需要がなくなってきている……」と、あきれ声だ。



 2002年に、day after tomorrowのボーカルとして活動を始めたmisono。その年のレコード大賞では新人賞を受賞し、7年後の09年にはNHK紅白歌合戦』に姉妹で出場するなど、アーティストとして大きな期待を集めた。

 一方で、音楽以外ではバラエティタレントとしての才能も開花。島田紳助が司会を務める『クイズ!ヘキサゴンII』(フジテレビ系)では、おバカキャラ全開でブレークし、以降、歌手よりもバラエティ番組で見る機会が多くなった。

 そんな彼女だが、近年は迷走している。

「とにかく、仕事場でもプライベートでも“かまってちゃん”な性格が出すぎて、出演者もスタッフもドン引きしています」(制作会社関係者)

 現在、最も出演が多いのは『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)。
だが、これも「スタッフの間ではリストラ候補に挙がっています。ただ、ロンブー田村淳がかわいがっているので、なんとか置いてもらっている状況です」(同)。

 そんな折に掲載された、今回のグラビア。下着姿などを披露したが、これが思いのほか業界ウケが好ましくないという。

「歌手なのか、グラビアなのか、バラエティタレントなのか、何を軸にしたいのか、まったくわからない。歌手をやりたいなら、はっきり言ってあのグラビアは余計です。
この前も新作のアルバムをリリースしたけど『1万枚売れなかったらもうCD発売できない』と、わざわざ告知。そんなことであおって買わせる手法は、1990年代後半で終わりました(苦笑)。いくら大手芸能事務所所属といっても、そろそろ本当に需要もオファーもゼロになると思いますよ」(中堅放送作家)

 misonoはいったい、どこへ向かっているのか……。