タレントの矢口真里が、10日放送のバラエティ番組『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)の企画「格付けしあう女たち」で、世間の批判を受けて涙を見せる一幕があった。

 同企画では、「裏表のありそうな女」というテーマで20~50歳の一般男女200名にアンケートを実施。

出演者をランク付けし、順位をダレノガレ明美が予想するという内容だった。

 ダレノガレは、1位に矢口を予想。「チョメチョメしたのに、しれっと番組に出始めてる」「元モー娘。のメンバーと撮った写真をブログに載せて、好感度を上げようとしてる」などと理由を語った。さらに、「不倫騒動の直前に内見に行ったところが、矢口マンションだった」「騒動があって引っ越せなくなった。真剣に謝ってほしい」と謝罪を要求。これに、矢口は申し訳なさそうに頭を下げた。

 この後、一般人のアンケート結果が発表されると、ダレノガレの予想通り、矢口が1位に。「まだ何か裏がありそう」「反省が見えない」「被害者面してるのが腹立つ」などと、理由をMCのロンドンブーツ1号2号田村淳が読み上げると、番組終盤、矢口は「一気に転落しちゃったんで……、ちょっ、ヤバイ……」と、涙を流した。

 これに対し、ネット上の反応は、相変わらず。「計算っぽい」「自分を守るために泣いたように見えた」「泣きたいのは元夫だろ」「あの番組で泣いたらダメだろ」と、同情は少ない。


 矢口は、放送後にブログを投稿。「正直、かなり凹みました。現実を改めて突きつけられた感じで」と心境を振り返り、「ずっと自分の事で泣くのは違うと思い、我慢してきたのですが、出てしまいました」と説明。「収録後に、周りの共演者の方達やスタッフさん達に励まされながら、お家に帰りました」と、精神的ショックが大きかったことを明かした。

 矢口といえば、昨年10月の『ミヤネ屋』(日本テレビ系)出演前、保田圭に「自分の口で伝えたい。泣いて話すのだけは絶対に嫌だ」と報告し、「絶対に泣かない」と宣言。保田がこのエピソードを別の番組で明かし、話題となった。

「『ロンハー』で泣いたのは、まずかったですね。涙や悲壮感を見せていては、テレビ側も扱いに困り、バラエティ復帰は遠のいてしまう。本人もそれを分かっているからこそ、復帰後に“肉食系女子”宣言をしたり、開き直り発言を連発したりと、タフさをアピールしていたのでしょう」(芸能記者)

 年末年始には、フジテレビの番組出演が続いた矢口だが、同局へ「矢口出しすぎ」「視聴者の気持ちを汲んでいない」といった批判が殺到。これを受けてか、先月7日以降、同局で矢口の姿はぱったり。それどころか、過去1カ月の地上波の出演番組は、『ロンハー』を含め2本。
明らかに、出演ペースが落ちていることが分かる。

「復帰後のテレビ出演は、そのほとんどが、例の騒動を振り返るもの。明石家さんまや、ナインティナイン岡村隆史などに一通りイジられ終えた今も批判が絶えず、次のポジションを見失っている。いまだに真面目な発言が目立ち、徹底的に“ヤリマンキャラ”でいく様子もありませんから、矢口がかつてのようにバラエティで活躍する日は、まだまだ先になりそうです」(同)

 騒動の大きさゆえか、バラエティでは1人浮いてしまう存在の矢口。彼女が自然に番組に溶け込める日は、一体いつになるのだろうか?

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