17日発売の「週刊女性」(主婦と生活社)が、毎年恒例の「好きな・嫌いなジャニーズ」ランキングを発表。関ジャニ∞の好感度の低さが明るみとなってしまった。



 同ランキングは、編集部と同誌公式サイトが、10~70代の女性3,000人へのアンケートを集計したもの。「好きなジャニーズ」の首位は、昨年4位だった松本潤。以下、大野智桜井翔二宮和也相葉雅紀と、5位までを嵐メンバーが独占した。

 一方、「嫌いなジャニーズ」のトップは、前年と同じくSMAP木村拓哉。2位は大野、3位は松本、4位は近藤真彦、5位は山下智久と続く。

 SMAPや嵐といった知名度の高いメンバーが上位を占める中、関ジャニ∞は、「嫌いな~」の7位に渋谷すばる、10位に錦戸亮がランクイン。「好きな~」には、1人もランクインしなかった。

「昔は、どこか不良っぽい雰囲気を持つジャニーズも人気だったが、現在は品行方正さが重視される。無愛想さが目立つ渋谷や、“スマホ窃盗事件”に関わったとされる錦戸は、“ヤンキーっぽい”という理由で悪目立ちしてしまうようです」(芸能記者)

 やはりという結果だが、この記者は、むしろ「好きな~」に関ジャニ∞がランクインしていないことのほうが「むしろ問題だ」と話す。

「現在の関ジャニ∞は、『関ジャニの仕分け∞』(テレビ朝日系)、『ありえへん∞世界』(テレビ東京系)、『関ジャニ∞のジャニ勉』(関西テレビ)といった冠番組のほか、村上信五が『月曜から夜ふかし』(日本テレビ系)や、『村上マヨネーズのツッコませて頂きます!』(関西テレビ)でMCを務めるなど、バラエティ番組のレギュラーを数多く抱えている。また、4月からは、『関ジャム 完全燃SHOW』(テレビ朝日系)、『村上信五とスポーツの神様たち』(フジテレビ系)などもスタート。ここまで多くのバラエティに出演中のジャニーズは現在、ほかにいない。
ここまでバラエティ臭を出しているにもかかわらず、好感度が上がらないのは“視聴者がついてきていない”証拠。ある意味、今の関ジャニ∞が『好きな~』にランクインしていないのは、最も“ヤバイ”結果ですよ」(同)

 マツコ・デラックスと村上が出演する『月曜から夜ふかし』を除いては、最近のメイン番組の視聴率は軒並み低迷。テレビ朝日は、低視聴率続きの『関ジャニの仕分け∞』を3月で終了させ、深夜帯で『関ジャム 完全燃SHOW』をスタート。事実上の“格下げ”とみられている。また、4日に放送された3時間特番『関ジャニ∞博物館』(TBS系)は、平均視聴率4.9%と惨敗。業界内では、「関ジャニ∞では、数字が取れない」というレッテルが貼られつつある。

「ファンからは、『関ジャニ∞は企画に恵まれない』『あんな企画じゃ、視聴率悪くて当然』『メンバーに自由にやらせれば、もっと面白い』などと、メンバーを擁護する声が相次いでいるが、関ジャニ∞の好感度や、個別メンバーの知名度がイマイチなのも事実。ジャニーズ側も『<24時間テレビ>(日本テレビ系)のメインパーソナリティ―にまで抜擢したのに……』と、人気の伸び悩みに頭を抱えている」(同)

 視聴率不振のみならず、好感度の低さまで明るみになってしまった関ジャニ∞。今後、番組数に見合う人気を得ることはできるだろうか?

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