7月17日スタートの連続ドラマ『アカギ~闇に降り立った天才~』(BSスカパー!/金曜21時~)で、主人公の赤木しげる役を本郷奏多、宿敵・鷲巣巌役を津川雅彦が演じることが9日に発表され、そのビジュアルが公開された。
原作は、1992年から麻雀漫画誌「近代麻雀」(竹書房)で連載中の福本伸行氏による同名人気漫画。
「実写化には、原作ファンからの批判がつき物だが、本郷と津川のキャスティングの評判は上々。特に津川の変幻自在に変わる表情が『鷲巣役にぴったり』と、福本作品のファンも期待感をにじませている。また、同作は“BSスカパー!オリジナル連続ドラマ”の第3弾作品。第1弾の北村一輝・濱田岳ダブル主演『破門』、第2弾で放送中の『PANIC IN』は好評で、『民放のドラマより面白い』との評価も。次の『アカギ』も注目されそう」(テレビ誌記者)
一方で、7月スタートの連続ドラマ『デスノート』(日本テレビ系/日曜22時30分~、初回は22時~)が、ここにきて再び槍玉に挙がっている。
同作は、藤原竜也主演で映画化もされた人気漫画『DEATH NOTE』(集英社)の初ドラマ化。主人公のライト役を窪田正孝、エル役を山崎賢人、ニア役を優希美青、ミサ役を佐野ひなこが演じるが、先月ビジュアルが公開されると、「これはヤバそう」「見る気がしない」「日テレの実写化は外れ続き」と辛辣な意見が飛び交った。
「放送前から批判を浴びている『デスノート』ですが、『アカギ』ドラマ化のニュースを受けて、ネット上ではバッシングが再燃。内容は異なるものの、共に超人気漫画が原作であることや、公開されたビジュアルに白髪のキャラクターがいること、さらに福本氏原作映画『カイジ 人生逆転ゲーム』(2009年)と、映画版『デスノート』(2006年)が共に藤原主演であることなど、何かと比べたくなるような要素が多いのでしょう。放送開始後も、出来が比較されてしまうかもしれません」(同)
早くも期待感に差が生じている『アカギ』と『デスノート』。