逮捕のトヨタ女性役員が持っていた“田舎のヘロイン”「オキシコドン」の激ヤバ度

逮捕のトヨタ女性役員が持っていた“田舎のヘロイン”「オキシコドン」の激ヤバ度
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 豊田章男社長が部下を信じていようがいまいが、そんなことに世間は関心がない。トヨタ自動車の常務、ジュリー・ハンプ容疑者が6月18日に麻薬取締法違反容疑で逮捕された事件は、「田舎のヘロイン」と呼ばれる薬物自体に注目が集まるなど悪影響を生んでいる。

「ヘロインと同じ効果があるなら試す価値あり」
「ハワイにいる友達に聞いたら、中毒の一歩手前な感じになるって」

 ネット上で散見されるのは、ハンプ容疑者が密輸した麻薬オキシコドンの錠剤についての話だ。一部で「アメリカのAmazonで普通に買える」という誤報が流されたことで、購入しようとする動きも見られた。

 ハンプ容疑者は犯罪性を否定しているが、滞在する都内ホテルに国際便で送られた小包は、中身を「ネックレス」と記載し、おもちゃのネックレスの底に39錠もの錠剤を隠すように敷き詰め、ほかにペンダントの小箱の中など、計57錠が入ったもの。常識的に見れば、麻薬を密輸するための偽装であるようにしか見えず、そこまでして入手しようとしていたことが、なお“魅惑の薬物”に感じさせてしまっている。

 最近は合法の範囲で楽しめる“脱法ドラッグ”の流行で、ドラッグ愛好家が急増中。合法モノを入口に、違法な麻薬に手を出す者も後を絶たない。オキシコドンは強い痛みを抑えるために使われる医薬品で、アメリカでは広く処方されていることもあり、覚せい剤などよりずっと入手しやすい。都内のドラッグショップに聞いてみても「アングラな個人輸入業者が取り寄せを始めている」という。

 ただ、このオキシコドンはその依存性から、アメリカでも乱用が社会問題化している。

「アメリカでは薬物は4段階に危険度が分けられていて、一番軽いのが“治療用だが依存に注意”というもので、一番重いものが“治療用でもなく、所持すれば逮捕”。オキシコドンは2番目に軽いランクで、“治療用だが依存性が強い”とされています。軽い症状なら服用を避けた方がいいという感じのものですけど、危ないのは、粉末状にして吸ったり、水に溶かして注射すると覚せい剤と似たような感覚に陥るらしく、常用すると病みつきになってしまうと、海外でも注意が呼びかけられています」(前出ドラッグショップ関係者)

 輸入について「ヒザの痛みを和らげるため」と供述したハンプ容疑者だが、麻薬的な目的がなかったにしても、この薬の乱用で、すでにオキシコドン依存になっている可能性はあるわけだ。実際、アメリカではオキシコドン中毒者向けの緩和サプリメントが売られているほど。

 トヨタはこの女性役員の登用が人事の目玉だったため火消しに躍起。今後は強力な弁護士を立てて犯罪性のなさを主張することが予測されているが、覚せい剤まがいの薬物に関心を高めさせた社会への悪影響も見てコメントすべきだろう。
(文=ジャーナリスト・片岡亮)

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