フリー転身が報じられた“カトパン”ことフジテレビ加藤綾子アナウンサーに対し、「フリー向きではない」と指摘する声が上がっている。

 スポーツニッポンは15日、加藤がメインキャスターを務める『めざましテレビ』を「9月いっぱいで降板する」と報道。

同時に7年間勤めた同局を退社し、フリーに転身すると伝えた。

 かねてより、「30歳定年説」がささやかれている女子アナ界。30歳を超えると、オファーが減少するケースが多いため、フリー転向や結婚退社のタイミングとされてきた。最近では、TBSのエースだった枡田絵理奈アナが30歳目前で寿退社。『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)の司会を務めた読売テレビの川田裕美アナも、31歳でセント・フォースに移籍した。

「フリー転身後のギャラは、局アナ時代に比べ5倍にも跳ね上がるといわれており、今年30歳を迎えたカトパンが退社のタイミングをうかがっているのは当然のこと。ただ、彼女がフリーでも成功するかというと、話は別。司会の安定感に定評があり、ルックスも抜群と、局アナとしては申し分ない彼女だが、正統派すぎて特徴に欠けるため、『フリーでは難しい』と見る業界関係者も」(芸能記者)

 フリー女子アナの約1年間にわたるテレビ出演回数を集計した「フリー女子アナランキング2014」(「テレビ出演ランキング」調べ)の上位をうかがうと、元フジテレビの高橋真麻アナや、昨年から女優業も開始した同・平井理央アナ、元TBSの田中みな実アナや、同・小島慶子アナなど、局アナ時代から独自のキャラクターを確立していたタレント性の高い女子アナがズラリ。

 一方、加藤同様に正統派で知られる元日本テレビの西尾由佳理アナは、局アナ時代は「好きな女性アナウンサーランキング」(オリコン調べ)で1位になるなど、支持を得ていたものの、退社直後にメインキャスターを務めたワイドショー『アゲるテレビ』(フジテレビ系)は惨敗し打ち切りに。その後の活動もパッとしない。

「フジテレビ入社以降、安定した人気を誇ってきたカトパンですが、現段階ではフリーアナに必要不可欠な“色”がない。フリー転身直後は話題性で番組を任されるとしても、結局、西尾アナと同じ道を辿ってしまいそう。
30代に突入し、アイドル要素が薄れていく中、彼女が今後、どんな決断をするのか注目です」(同)

 15日に開かれた定例会見で、フジテレビの亀山千広社長は「10月1日、番組を見ていただければ加藤はいつものようにニコニコとフジテレビのアナとして、そこに座っていると思います」とくだんの報道を否定したが、果たして真相は……?

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