中国で行われた「抗日戦争勝利70周年」の軍事パレード。韓国の朴槿恵大統領が習近平国家主席のすぐ近くでパレードを観覧したことで、韓国国内では中韓の距離がますます近づいたとの報道が流れている。

一方で注目を集めているのが、中国女性兵士たちの美貌だ。

「平均身長178cm、モデル出身…中国閲兵式に初めて参加した女性兵士隊」(朝鮮日報)、「中国閲兵式の超美女兵士、スペックまで“越えられない壁”」(SBS CNBC)、「中国閲兵式、178cm美女軍団まで動員した」(中央日報)などと、ネットメディアばかりでなく、大手メディアが報じていることからも、関心の高さがわかるだろう。

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 中国の女性兵士の中でも特に熱い視線が注がれているのは、門家慧という名の23歳の女性兵士だ。遼寧省出身の彼女は、10代の頃から地方でモデルとして活動しており、2010年に中国中央テレビが主催したスーパーモデル大会では、10代モデル賞を受賞したという。主にモーターショーモデルとして活躍しており、昨年7月に北京服装学院を卒業してから入隊したと伝えられている。179cmの長身と芸能人顔負けの美貌は、確かに“閲兵式スター”にふさわしいかもしれない。
韓国ネチズンたちは彼女の「微博」(中国版Twitter)を探し出し、画像の収集に励んでいるそうだ。

 また、あるネットメディアでは、「中国閲兵式女性軍VS北朝鮮女性軍VS日本女性軍、脚線美の勝者は?」という記事を報道。3カ国の女性兵士たちが行進している写真を掲載しながら、独特の解説を付け加えた。

 まず、中国の女性軍については「彼女たちの身長を178cmに合わせたのは、世界の超大国として成長している中国の力を誇示する意図だと受け取れる」などと解説。北朝鮮の女性軍については、「閲兵式の準備に1年という時間を注ぎ込んでおり、閲兵式に参加する女性兵士は、特有の機械的な足さばきを身につけるために、革のベルトを使用する」「そのため、ヘルニアになる人も少なくない」などと伝えた。オチとして使われているのが日本の自衛隊の女性たちで、他国に比べると特別な解説がなく、「北朝鮮や中国と違って、ハンドバッグを身につけているのが特徴だ」と冷ややかに締めくくっている。

 
 朴大統領への厚遇から美人兵士まで、韓国国内でも大きな話題を生んでいる「抗日戦争勝利70周年」の軍事パレード。中韓の蜜月は、日本にとって脅威となるのか――。