ダルビッシュ弟逮捕に野球賭博問題、さらには行方不明!? “闇”が支配するプロ野球の浄化はムリなのか
拡大する(全1枚)

 今、プロ野球界には、かつてないほどの不穏な空気が立ち込めている。

 27日、MLBテキサスレンジャーズ所属の投手・ダルビッシュ有の弟ダルビッシュ翔容疑者ら8人が、賭博開帳図利容疑で逮捕された。翔容疑者らは大阪・生野区のマンションなどで、大リーグや日本のプロ野球を対象に、知り合いに金を賭けさせていたとのこと。つまりは「野球賭博」の“オヤ”である。

 プロ野球といえば、読売巨人軍の福田聡志、笠原将生、松本竜也の3投手が、野球賭博に関与していたことが明るみになったばかり。裏にはいわゆる“反社会的勢力”の存在も取りざたされているが、翔容疑者らは賭博を“仕掛ける”側として、1口1万円、計1,850口の申し込みを受けて賭博を開催していた疑いがある。

 なんとも悪質な翔容疑者の行動だが、ネット上では「あまり驚かない」「本当に愚弟だな」「いつも逮捕されてない?」など、驚きはさほどない様子だ。

「若い頃から相当なワルで、学生の頃にサッカーをやめてから夜遊びや暴力で警察ざたになり、2011年には一般女性への暴力と大麻所持で逮捕されている、とんでもないやつですよ。ネットユーザーの“賢兄愚弟”の表現も当然です。13年には『不良の更生』をテーマにしたアマチュア総合格闘技大会『THE OUTSIDER(アウトサイダー)』にも出場したんですが、全く効き目はなかったようですね。兄の有がいよいよ“縁切り”を考えても不思議ではありません」(スポーツ記者)

 過去の教訓を生かせない日々が続く翔容疑者だが、最近は野球がらみの“黒い側面”が表に出ることが多い。巨人の野球賭博に関してもそうだが、翔容疑者逮捕と同じ27日、プロ野球がらみの問題がもう一つ生じている。

「事件かはまだ判断できませんが、阪神タイガースで投手コーチを務めていた中西清起(きよおき)氏が数日前から連絡が取れなくなっていることが報じられました。家族が兵庫県警に相談し、すでに無事が確認されてはいますが……。中西氏は2004年からコーチの職についていましたが、阪神は中西氏と来季の契約を結ばないことを発表していることから、タイミング的にも非常に心配されたんです。とりあえずは無事で何よりですが、こういった不安なニュースが次々と降ってくるあたり、プロ野球界の“暗部”ばかりが目立ちますね。これではますます人気が落ちますよ」

スター選手の弟の逮捕、野球賭博に行方不明……ついでに日本シリーズの視聴率は1ケタ連発と、ロクなニュースがない最近のプロ野球界。それだけ当局が捜査を強めている証拠かもしれないし、今まで表に出てこなかっただけなのかもしれない。昔はそういった“裏稼業”が、さらに多かったという話もある。

日本人の娯楽として確固たる地位を保ったプロ野球も、ついにメッキがはがれきった。カネと欲望と不法行為に支配される球界が“浄化”されるには、相当な時間がかかりそうである。