一部スポーツ紙が、プロボクシングWBA世界フライ級王者・井岡一翔(26=井岡ジム)が、グラビアアイドルで歌手の谷村奈南(28)との結婚を決意したと報じた。

 この報道を受けて1月18日、『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)が直撃取材したところ、井岡は「世界一大切な人で、大事に思っています」「初めて、『結婚したい』と思った人」と答えた。

井岡の所属事務所は「お付き合いさせていただいております。しかしながら、結婚の準備を行っている事実はありません」と回答し、現時点での結婚は否定した。

 かつて井岡は、セレブキャラで知られるモデルのソンミと交際していたが、2014年に破局。翌15年1月、写真週刊誌に谷村とのツーショット写真をスクープされたが、当時は友人関係で、交際に発展したのはその直後だという。

 この“結婚”報道に、井岡の父でジム会長の一法氏は不快感を示しているという。

「1月3日に、井岡から谷村を紹介されたようです。
ただ、谷村の親とは顔合わせもしておらす、結婚ついては『順序が違う』と怒り心頭です。『トップアスリートと結婚するんだから、相手は芸能界を辞めて、一翔に尽くす気持ちがあるのか』との疑問も投げかけています」(スポーツ紙記者)

 谷村といえば、今では推定Gカップの爆乳を売りにしたグラドルのイメージが強いが、本来はれっきとした歌手。青山学院大学法学部在学中の07年5月に、エイベックス系のレーベル・SONIC GROOVEから、1stシングル「Again」でデビュー。08年暮れの「第50回日本レコード大賞」では、3rdシングル「JUNGLE DANCE」で優秀作品賞を受賞。4thシングル「If I’m not the one/SEXY SENORITA」は自己最高のオリコンヒットチャート8位まで上がったが、その後は伸び悩み。11年8月にリリースした1stアルバム『NANA BEST』を最後にCDは出しておらず、ここ最近は目立った音楽活動はしていない。


 その一方で、持ち前のグラマラスボディーを生かすべく、10年10月に1st写真集『奈南』(ワニブックス)を刊行。以後、4冊の写真集を出しており、すっかりグラドルと化した感がある。いまや、めっきりその名を聞く機会も少なくなっているが、自身のSNSによると、昨年12月、初の映画撮影に臨んでおり、今年女優デビューを果たすことになりそうだ。

「谷村自身は音楽活動に未練を残していますが、所属事務所はすでに見切りをつけており、アーティストとしての復活は難しいでしょう。写真集以外はこれといった仕事もしておらず、井岡との交際には“売名”のにおいもしてきますし、どこまで本気なのかわからない。今回の結婚報道も、谷村サイドからのリークの可能性が捨てきれません」(芸能ライター)

 一法会長は元プロボクサー、叔父で一法会長の弟・弘樹氏(井岡ボクシングトレーニングジム会長)は、いわずと知れた世界の2階級を制覇した元王者で、井岡はボクシングファミリーの中で育った。
学生時代からボクシング一筋でろくに遊んでいなかったため、女性への免疫が乏しく、谷村のGカップバストの前にあっさり陥落してしまったのは無理からぬところ。

 プロボクサーは減量と闘わなければならず、どのプロスポーツより、厳格な食事管理が求められる。果たして谷村に、芸能界にキッパリ見切りをつけて、井岡のサポートに専念する覚悟はあるのか? 結婚への道のりは、まだまだ山あり谷ありのようだ。
(文=森田英雄)