船越英一郎と松居一代の離婚危機が持ち上がっている。
かねてから松居のハンパない監視が船越のストレスになっていたという話はあったが、一部報道によると、2人は現在別居中で、この年末年始も一切顔を合わせていないというから穏やかではない。
夫婦仲の問題は他者にはわからないことだが、夫妻の結婚披露宴にも出席し、船越とは30年以上の付き合いがあるドラマ関係者は「松居さんの緊急会見に、船越さんがかなり怒っていた」と話す
松居は昨年10月、「緊急会見」と題して記者たちを集めながら、中身は自著『松居一代の開運生活』(アスコム刊)の出版会見だったということがあった。
この会見前、実は一部記者には「夫婦の問題について、重大なこと話す」という“前振り”も伝えられており、記者の中には「離婚問題か」と受け取った者もいた。そのため、これが自著宣伝だったというオチには、あきれて途中退席した記者もいたほどだ。
そんな空気を読んだ松居が持ち出したのが、船越と川島なお美の過去の熱愛関係だったが、これは川島が胆管がんで亡くなって、わずか2週間後のこと。関係者が喪に服している中で「主人は川島さんを『人の悪口を言わない素敵な人だった』と言っておりました」などと余計な暴露をしたため、なお記者らのひんしゅくを買った。
浮気を疑っただけで夫の携帯を折ったという恐妻エピソードはまだ笑いのネタになっても、こちらは記者もドン引き。何よりこれらの話は、ほかでもない夫・船越を激怒させ、以降は別居状態になったとされる。
しかし、松居の言動は変わらずで、12月にテレビ朝日系のトーク番組『徹子の部屋』に出演(収録は11月)しても、夫が出かける際には手を思いきり振って見送るなどの円満エピソードを延々と述べており、これには前出ドラマ関係者も「自分のタレントイメージしか頭にない女に見える」と首を傾げた。
前述の著書の中で松居は、掃除や食事など家庭内の過ごし方で幸運が舞い込むとしていたためネガティブな話ができなかった事情もあるが、いずれにせよ現状がとても「開運生活」とは言い難いものとなりつつある。
そもそも過去、松居の人生は波瀾万丈だった。前夫に2億円近い借金を残され、1996年に離婚。2001年、連れ子を伴っての船越との再婚では、船越の父親ら親族が猛反発して出席拒否する事態に。
自宅前に集まった報道陣には、神社の鈴緒を夫婦連名で奉納したとして「離婚を(船越から)言われたことは一度もない」と否定したが、別居については言及なし。関係者は「いつものケンカだから、離婚になんてならない」と話してはいたが、自慢の開運術で乗り越えることはできるのだろうか?
(文=ハイセーヤスダ)