お笑いコンビドランクドラゴン鈴木拓が4月24日放送の『ハッキリ5~そんなに好かれていない5人が世界を救う~』(ABC)で、本来の収入は支給額の6分の1程度であると所属事務所から通告されたことを明かした。

 鈴木によると、相方の塚地武雅のほうが圧倒的にピン仕事が多かったのにもかかわらず、4~5年前までギャラは折半だったという。

だが、このギャラ配分には以前から、鈴木の妻の周囲から批判が絶えなかったため、妻のことを慮った鈴木がそれまでにもマネージャーに折半をやめるよう掛け合ったことがあったが、「ギャラが6分の1以下になっちゃいますけど大丈夫ですか」と通告されたと、共演者らの笑いを取っていた。

「今でこそ鈴木は炎上キャラでテレビ出演も多いですが、俳優としても活躍する塚地に比べて以前は仕事が少なく、それでもギャラか折半だったことは彼らのネタのようになっていました。コンビ芸人の場合、ピン仕事の度合いでどうしても格差が出てしまいがち。最近も『スッキリ!!』(日本テレビ系)のサブMCに決まるなど、ピン仕事が増えているハリセンボン近藤春菜が、対照的に存在感が薄くなってきた相方の箕輪はるかと揉めていたという報道もありましたからね」(芸能ライター)

 コンビ芸人の場合、当初はギャラは折半であるものの、売れてくるにつれピン仕事の機会も増えてくるため、ギャラの配分が変わってくるというパターン。ある程度のキャリアがあれば、コンビ間格差は避けられないと言っていいが、ドランクドラゴンと同じ所属事務所のおぎやはぎは今でもギャラが折半という珍しいケース。

「彼らはコンビでのテレビ出演が多いため、それほど格差は目立ちませんが、それでも矢作兼のほうが小木博明に比べてピンでの出演は多いし、高額ギャラのCMの仕事は矢作単体であることが多いですから、本来ギャラに関してはかなりの格差があるはず。矢作はテレビ番組で折半の理由を『ギャラに格差が出てしまうと、それを埋めようとして、小木が頑張ってしまう。それでは小木の良さが失われるし、そんな小木を見たくないから』と語ったことがありますが、仲の良さで知られるおぎやはぎらしい美談でした。ただ、そのとき共演者の南海キャンディーズ山里亮太が、『確かに小木さんは頑張っていない』と言っていたのには笑ってしまいましたが」(同)

 同じギャラ折半でも、笑いになる小木に対して、鈴木には批判が殺到してしまうのは、彼の“炎上キャラ”によるところが大きいのかもしれない。

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