「正直、最低でも2ケタはいくとみんな思っていたのか、初回の視聴率が出たあとは、お通夜みたいになっていましたよ。古舘さん本人も自信があっただけに、かなりショックを受けていたようです」(フジテレビ関係者)

 今月6日から始まった、古舘伊知郎の新番組『フルタチさん』(フジテレビ系)。

初回視聴率が8.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、第2回の放送が8.2%と2ケタを割り、第3回に至っては全局最低の5.8%だった。

日テレは、同時刻帯の『ザ!鉄腕!DASH!!』と『世界の果てまでイッテQ!』で、どちらも20%近い数字を常に取っています。フジも、さすがに勝てないまでも、2ケタには乗ると踏んでいたようで、ダブルスコアでの敗戦は想定外だったようです。編成も『今の古舘さんだったらイケる』と上層部に進言していたのですが、早くも白旗を上げていますよ。当面はこれといった打開策がないようなので、3月までは、このままいくようですが……」(芸能事務所関係者)

 しかし、当の古舘は久しぶりの新番組ということもあって、ヤル気満々だという。

「“1年間は何があっても続ける”という契約があって、企画会議の段階からかなり口出ししていますよ。
ロケ前に、急に『やっぱりやめた! ダメだ、つまらない!』と言いだすこともあるようで、現場はかなり振り回されているとか。まあ、フジテレビから持ちかけた話なので“NO”とは言えないでしょうからね。古舘さんも自身のコネをフル活用するようなので、もしかすると意外なゲストが出演するかもしれませんね」(前出テレビ局関係者)

 V字回復で、フジテレビを救うことができるか――。

※画像は古舘プロジェクト公式サイトより