ロリコン芸能人の淫行事件が止まらない。未成年女性との淫行で活動停止となった小出恵介狩野英孝、演歌歌手の宇都ノ宮晃らに続き、今度はイケメンヴォーカルグループのメンバーの児童買春が発覚。



 神奈川県警によると、5人組ボーカルグループ「LE VELVETS(ル・ヴェルヴェッツ)」の黒川拓哉容疑者(32)が、15歳の女子中学生に現金を渡して買春をしたとして児童買春・ポルノ禁止法違反の疑いで逮捕されたという。

 グループは5人全員が音大卒・180センチの長身イケメンで、昨年11月にラジオ番組『大竹まことゴールデンラジオ!』(文化放送)に出演したとき、大竹から「女で問題を起こさないように」と釘を刺されていたが、黒川容疑者の犯行はそれ以前の昨年9月下旬のことだった。

 黒川容疑者はSNSを通じて買春相手を募る書き込みをし、知り合った女子中学生に1万3,000円を渡す約束をして川崎市内のホテルで淫行。その後、約束より安い9,000円を渡していたという話だが、黒川容疑者は「ホテルに行ったことは覚えているが、そのあとのことは覚えていない」とあいまいな供述をしているという。

 女子中学生とホテルへ行った時点で容疑を認めているようなものとも思えるが、グループを知る音楽関係者によると「一昨年あたりから人気が急上昇して、5人は和製イル・ディーヴォとも呼ばれていた。中でも黒川はメンバーの中で女性ファンの人気が一番という話だった。
これはグループの活動にもかなりのダメージを与えるはず」という。

 LE VELVETSは2008年に結成、12年にメジャーデビューを果たし、15年、16年のアルバムはともにオリコンのクラシックチャート1位を獲得。黒川容疑者はバリトン担当で、今年3月には違法カジノ店への出入りで活動自粛した清水良太郎の代役としてミュージカルにも出演していた。

「俳方面の引き合いも増えていて、NHK大河ドラマも撮っている人から起用を相談されたことがあった。まさに、これからというタイミングだったのにね。以前には、人気アイドルグループの子や若い女優とデートしたこともあったと聞くから、モテ男のはずなんだけどな」(同)

 この事件で所属事務所は、黒川容疑者ひとりを無期限活動停止の処分とすることを発表。
ただ、ネット上の女性ファンからは「反省して戻ってきたらまた5人で活動して」「更生はコンサートしかない」と早くも活動再開を願う声が多く、中には「不良少女にハメられたのでは」なんて臆測も聞かれる。

 一方、「15歳の娘がいるので、事実だったら復活しても応援できない」とドン引きする人もいる。

 そのあたり今後の活動について、前出の音楽関係者に聞いてみたが「少女買春は恋愛の交際とはまったく別物で、はなから少女を性的対象にしか見ていなかったという話。メンバーの座に再び収まるのは難しいのでは」と話した。

「何しろ民謡からクラシックまで歌える長身5人というのは世界に売り出せる存在で、東京五輪関連のイベントにも起用の期待が広がっていた中だった。でも、未成年の性犯罪なんてのは欧米諸国じゃ厳しいから、黒川を戻すなら、大きな仕事はまず無理。
他のメンバーまで一緒に沈む必要はないから、新メンバーを入れた方がいい」(同)

 黒川容疑者がせっかくのスター街道から転落してしまうほどのリスクがありながら自分を抑えきれなかったのだとしたら、鬱屈した小児性愛者の闇はかなり深そうだ。
(文=片岡/NEWSIDER Tokyo)