
先日、ロシアで過去18年間に30人以上を殺害し、食した“人食い夫婦”が逮捕されたというニュースをお伝えしたばかりだが(参照記事 http://www.cyzo.com/2017/09/post_34619.html)、今度はベルギーで身の毛もよだつ猟奇事件が発生した。27歳の女が、2歳になる実の娘をバーベキューコンロで“調理”したというのだ。
現地の報道によると、事件が起きたのは9月24日、ブリュッセル郊外にあるゼムスト市だ。女児が泣き叫ぶ声を聞いた近隣住民の通報により駆けつけた警察が、民家のガレージ内のバーベキューコンロで、女児とみられる人体を焼いている女を発見。女児の体は完全に火が通った状態だったという。
現行犯逮捕された女は、その遺体が自身の娘であることを認めた上で、「私と娘は焼かれなければならない。それが、共に天国に行く、唯一の方法だ」と語ったという。
警察は現在、女が女児を生きたまま焼いたのか、殺害してから焼いたのかについて調査中だ。ただ、近隣住民の証言によると、女児の悲鳴を聞いた際、ガレージのドアの下部から煙が漏れ出ていたといい、生きたまま焼かれた可能性が高い。なお、検視結果は今のところ公にされていない。
女はアフリカ出身で、少し前に離婚をして以来、たびたびうつ状態になっていたという。また、女は殺害した娘のほかに実母とも同居していたというが、その日は家にいなかったようだ。
警察によると、女の精神が不安定であることから詳しい取り調べは困難な状況で、動機や殺害の方法などはいまだ不明。ただ、泣き叫ぶ実の娘を生きたまま焼き殺すなどという所業は、正常な心理状況下でできるものではないだろう。
早期のメンタルケアにより女児の命を救うことができなかったものか、悔やまれるばかりだ。
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