品川祐の“嫌われキャラ”はビジネスの領域!? 「嫌われてることは俺の生命線」告白の真意とは

品川祐の“嫌われキャラ”はビジネスの領域!? 「嫌われてることは俺の生命線」告白の真意とは
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 これは、営業妨害になるのだろうか? “芸能界一の嫌われ者”の名を欲しいままにしている品川庄司品川祐だが、実のところ、現在の彼を嫌う視聴者がそれほど多いとは思えない。

 かつてと比べ、丸くなったこともあるだろう。「昔の俺はスタッフに対する態度が最悪だった」とは最近の彼による発言だが、過去の自分を客観視できる視野も持っている。また、昨今頻発している“炎上”のターゲットに品川が選ばれることはあまりなく、世間から攻撃の対象になっている芸能人は他に多数いる。

■芸能界で成し遂げた、数々の“発明”をアピールする品川

 11月6日深夜放送『オー!! マイ神様!!』(TBS系)にゲスト出演した品川。「ゲストが、尊敬し愛してやまない“マイ神”の魅力を伝える」がコンセプトの同番組だが、品川は「凄いことやってるのに認められない」不遇な人生にシンパシーを感じ、“マイ神”として平賀源内を挙げている。

 平賀源内がやってきたことは、言うまでもなく凄い。例えば、7年の歳月をかけてエレキテル(静電気発生装置)を発明したことは有名だ。しかし、静電気が小さく“パチッ”と鳴るだけのこの装置に対し、当時の大衆のリアクションは微々たるものだったそう。

 他にも、源内の功績は多い。彼は温度計も発明しているのだが、「温度なんて肌でわかる」と感じた当時の庶民から好評を得ることはできなかった。

 コンパスとライターも源内による発明だが、時代が早すぎた。江戸の世にコンパスなど必要ないし、当時の庶民は煙草を吸える機会自体があまりなかった。また、彼は秩父の鉱山開発にも関わっている。金脈を発見した源内であったが、失敗を恐れた周囲は全く協力せず、工事は中止に。結果、彼は「山師(ペテン師)」と呼ばれてしまうのだが、源内の死から約150年後、そこは月産2万トンの大鉱山であることが判明する。

 このような平賀源内の不遇を、品川は自分と重ね合わせる。そして今回、彼は芸能界で成し遂げるも世に認知されていない“発明”の数々を自ら列挙している。

●「ひな壇芸人」を発明したのは品川

『アメトーーク!』(テレビ朝日系)の加地倫三プロデューサーに「『ひな壇芸人』という企画をやってください」と直談判し、それを機会に世に広まっていった。

●芸人がクイズ番組で頑張っちゃう!

「僕みたいなアホが『メチャメチャ勉強してきたんですよ!』って、そんなダサいことする奴はいなかったんですよ」(品川)
 しかし、クイズ番組でマジに頑張る姿は他の芸人に伝播。その後、クワバタオハラ小原正子が同様の姿勢でクイズ番組に臨む姿を品川は目撃している。

●ブサイクなのにナルシスト!

 NON STYLEの井上裕介トレンディエンジェル斎藤司のような“ブサイクがカッコつけるスタイル”の元祖は自分だと品川はアピールしている。

「漫才で、坊主の僕が出てきて『品川です!』ってポーズ付けて『カッコよくねえよ!』とツッコまれるツカミのネタがあったんですよ。これを最初にやったのは俺」(品川)

 なんだかんだで多才だと世から評価されている品川。映画監督、役者、ブロガー、料理本出版といった側面がフィーチャーされがちだが、それ以外にも功績はあると自ら宣言した形だ。

■品川が礼儀を覚えたのは芸能界ではなく格闘技界

 生前の源内と違い、品川の残した腕や実績を認める声は意外に多い。10月19日放送『深夜でロンドンハーツ』(テレビ朝日系)に出演した品川は、匿名のテレビスタッフから「あんなにトークが上手いのにレギュラーがない」と指摘され苦笑していたが、よく聞くとトークスキルについて認めるエクスキューズは付いているのだ。

 だからこそ大事になってくるのは、好感度。10月25日放送『良かれと思って!』(フジテレビ系)に出演した品川は世間からの数々の苦言を浴びているが、その内に「丸くなり始めてから面白くなくなりましたね」という声があったことには注目したい。

 以前、『アメトーーク!』で「どうした!? 品川」という企画が放送されたが、やはり品川は丸くなった。番組内で彼は、その理由として「格闘技」を挙げている。現在、ジークンドーの中村頼永師父から教えを受けている品川は「先生と出会ったことで、40歳にして初めて礼儀みたいなものを覚えた」と告白する。芸能界ではなく格闘技の先生から初めて礼儀を教わるというのも妙に変則だが、それを契機に変わったと品川は自覚しているようだ。

 つまらなくなってしまったならば本末転倒だが、丸くなった彼が世を刺激することは昔ほど多くないようだ。

トレエンたかしに平気でいじられる品川

 現在、放送中の『笑あがき~崖っぷち芸人成り上がり実録~』(NHK)に、品川は出演している。「未だ売れていない手芸人が、すご腕芸人に弟子入りし、指導され成長していく姿をとらえる」がコンセプトの同番組、“すご腕芸人”としてお呼びがかかったのが品川である。

「僕はどっちかって言うと小器用なタイプなんで。大振りな人のフォームを僕の小器用さで修正したらいい漫才になるかなって」
 企画スタート直前にこう宣言した品川であったが、確かに彼の出すダメ出しは緻密。ある芸人には「ボケのキャラが強すぎてツッコミが消されている」、また別の芸人には「無理して芸人っぽくツッコむ必要はない」とアドバイスしている。

 こうした数々の言葉を受け、劇場で苦悩する若手コンビの横を、偶然にもトレンディエンジェルのたかしが通り掛かった。若手コンビから番組の趣旨を聞き、師匠が品川だと知ったたかしは、開口一番「すごい人だよな、的確でしょ?」と品川を褒めちぎる。しかし、直後に打って変わって「でも、品川さんって賞レースで結果出してないですけどね。結果出した人に教えてもらいたくない?」と、野暮なことを言い出すたかし。事実、たかしは『M-1グランプリ2015』で優勝した実績の持ち主だ。

 南海キャンディーズ山里亮太が品川に受けた過去のいじめを告白した事件はおなじみだが、それも今は昔の話か。たかしのような後輩芸人からこのようないじりを受ける光景に、隔世の感を覚える。

 現在、テレビのレギュラー番組は0本だと公言する品川。確かに以前ほど彼をテレビで観ることはなくなったが、まったく観ないわけじゃない。そして時折、バラエティ番組にゲストという立場で顔を出す場合、やはり“嫌われ者”としての側面を求められることが多いようだ。

『オー!! マイ神様!!』にて品川は「今、嫌われてるって俺の生命線かもしれない」と発言しているが、言い得て妙。彼の“嫌われ者”としての側面は、もはや「ビジネス嫌われ」と呼べる域に入っているのかもしれない。
(文=寺西ジャジューカ)

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