女子高生を自宅に呼び出し、無理やりキスをしたTOKIOの山口達也。強制わいせつの疑いで書類送検され、起訴猶予処分となったものの、ジャニーズ事務所からの契約解除が発表された。



 被害者と山口が知り合ったのが、NHK Eテレの『Rの法則』という番組だ。山口がメインMCを務めるこの番組には、10代の手タレントが多数出演、被害者も出演者のひとりだった。

 同番組では、若手タレントたちの楽屋が男女分かれていない大部屋だったといわれており、連絡先も交換し放題だったとのこと。実際、この番組をきっかけに仲良くなったと思われる男女のアイドルは多かったようで、アイドルたちの出会いの場になっていたともウワサされていた。

 実際『Rの法則』の収録現場はどんな様子だったのだろうか。現場に足を踏み入れたことがあるというマスコミ関係者が明かす。


「若い出演者が多いということもあって、スタジオはかなり華やかで、元気あふれる感じです。本番前後には、出演者同士も仲良さそうに話していましたね。共学の高校のような感じだと思います」

 若い出演者たちが生徒なら、メインMCの山口達也は教師という立場になるはずだが、少々違和感もあったという。

「山口さんは、10代の女性出演者と、ものすごくフレンドリーに話していたんですよね。満面の笑みを浮かべて、たまに軽くボディータッチなんかしながら、ワチャワチャしていました。あまりに仲が良すぎる雰囲気が、逆に不自然だったくらいですね」(同)

 山口は、番組収録時に女子高生の出演者たちと交流を深め、その後に自室に呼び出していたということなのだろうか。
週刊誌記者はこう話す。

「この番組が、若手タレントの出会いの場だったというだけではなく、山口にとっても出会いの場だったというのは、なんとも恐ろしい話。この状況では、今回の被害者以外にも、山口に誘われていた未成年タレントがいた可能性も否定できないでしょう」

 ちなみに、『Rの法則』元レギュラーである某女性アイドルが、SNSで今回のニュースに「いいね」を押して話題となった。

「その女性アイドルは『Rの法則』レギュラーの中でも、特に社交的で有名だったメンバーです。このアイドルを中心にして、男女レギュラーメンバーたちが交流を深めていたともささやかれていました。そんなメンバーが、山口の事件に『いいね』を押したということで、どんな意味があるのかと、ウワサになっていますね。
単純にショックな事件だから『いいね』なのか、それとも『ついに悪事がバレたか』という意味での『いいね』なのか……。なかなか闇が深そうです」(同)

 事件発覚に至るまで、裏でどんなことが行われていたのかはわからないが、今回の事件が氷山の一角などではないことを願いたい。